映画『イル・ポスティーノ』のネタバレあらすじ結末と感想
映画『イル・ポスティーノ』のネタバレあらすじ結末と感想

映画『イル・ポスティーノ』のネタバレあらすじ結末と感想

この記事では、映画『イル・ポスティーノ』のあらすじをネタバレありの起承転結で解説しています。また、累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家が、映画『イル・ポスティーノ』を見た人におすすめの映画5選も紹介しています。

マリオ・ルオッポロ(マッシモ・トロイージ) イタリア南部の小さな島で暮らす青年。チリから亡命してきた高名な詩人、パブロ・ネルーダ専属の郵便配達員となり、交流を深めていく。パブロの詩を読むようになり、自分も詩人になりたいと願う。 パブロ・ネルーダ(フィリップ・ノワレ) チリ出身の高名な詩人であり、共産党員。政治的な思想が理由で祖国を追われ、イタリアに亡命する。ノーベル文学賞候補になるほどの詩人だが、無知なマリオをバカにしたりせず、友人として認めてくれる。美しい妻のマチルデを愛している。 ベアトリーチェ・ルッソ(マリア・グラツィア・クチノッタ) 島で居酒屋を経営するローザの姪。野性的なセクシー美女で、マリオは彼女に一目惚れする。マリオの一途さと隠喩を使った愛の言葉に心を動かされ、彼と結婚する。 ジョルジョ(レナート・スカルパ) 島の郵便局長。共産党員。パブロのことを尊敬しており、マリオの良き相談相手になる。 ローザ(リンダ・モレッティ) 島で居酒屋を経営するおばさん。気性は激しいが、根はお人好しで純朴。 コジモ(マリアーノ・リギッロ) 島を牛耳る民主党の議員。選挙前は島に水道を引くという公約を掲げるが、当選するとすぐにその約束を破る。信用できない人物。

映画『イル・ポスティーノ』のネタバレあらすじ(起承転結)

映画『イル・ポスティーノ』のストーリーをネタバレありの起承転結で解説しています。この先、結末までのネタバレを含んでいるためご注意ください。 映画『イル・ポスティーノ』のあらすじ【起】 映画『イル・ポスティーノ』のあらすじ【承】 映画『イル・ポスティーノ』のあらすじ【転】 映画『イル・ポスティーノ』の結末・ラスト(ネタバレ)

映画『イル・ポスティーノ』の感想・評価・レビュー(ネタバレ)

イタリアの小さな島で暮らす青年の成長物語。ちょっとした出会いがきっかけになり、人生を大きく変える、ということを教えてくれる映画である。 チリから亡命してきた詩人のパブロ・ネルーダとの出会いで変わったマリオ。平凡な生活を送っていた彼に、「詩」が息吹を与えることになるのだ。 しかし、必ずしも良い結末になるものだけではない。そうしたリアルな部分をしっかり描いているのもこの映画の魅力である。 そこまでしなくても、と言わざるをえないラストだが、それをも納得させてしまう作品に仕上がっている。(男性 40代)

ナポリ湾の小さな島を舞台に、チリから亡命してきた詩人パブロと郵便配達員マリオとの交流や友情を、実話を基に描いたヒューマンドラマ。 内向的なマリオは、パブロと交流するうちに詩に親しみ、次第に自身で詩を好んで詠むようになり、その詩がキューピットとなり好きな人と結婚に至るという話。 出会いによってマリオの人生が変わる様子が淡々と描かれていて、劇中の詩の隠喩やナポリ島の美しい風景や音楽がノスタルジックで心を打つ名作。(女性 20代)

思い出しただけで涙が出そうになるほど美しい作品でした。漁師には向かず、郵便配達員になった内気な青年と人気の詩人との出会いそして絆が描かれたこの作品。舞台はイタリアの小さな島。人も少なくのんびりとした空気が流れていますが、とにかく美しい景色が魅力的でした。そんな島で出会った2人がお互いを変えていく様子がものすごく暖かくて優しかったです。 人との出会いはお互いが思っている以上に奇跡的なことで、その出会いによって人生が変わることを教えてもらいました。(女性 30代)

映画『イル・ポスティーノ』を見た人におすすめの映画5選

累計10,000本以上の映画を見てきた映画愛好家 が、映画『イル・ポスティーノ』を見た人におすすめの映画5選を紹介します。 ニュー・シネマ・パラダイス この映画を一言で表すと? どんな話? ここがおすすめ! リトル・ダンサー この映画を一言で表すと? どんな話? ここがおすすめ! シェフ 三ツ星フードトラック始めました この映画を一言で表すと? どんな話? ここがおすすめ! パターソン この映画を一言で表すと? どんな話? ここがおすすめ! ペイ・フォワード 可能の王国 この映画を一言で表すと? どんな話? ここがおすすめ! 影山みほをフォローする

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みんなの感想・レビュー

詩に対して無知なマリオにパブロは易しい言葉で詩の本質を説いていく。フィリップ・ノアレが演じるこのパブロ・ネルーダは詩人にふさわしい柔らかく鋭い目を持った人物だ。 詩の解説を求めるマリオを“詩は説明したら陳腐になる”と諭し、詩の理解は“詩を感じようとすればできる”と励ます。なんて素敵な先生だろう。その後も彼はマリオに対して理論を学べとか語彙を増やせなんて無粋なことは一切言わない。詩を書きたいなら海岸をゆっくり歩きなさいと言う。美しいものを感じる心を持てと暗に教えている。 そんなパブロとの交流を通してマリオは詩の本質を学んでいく。マリオはパブロに“詩は書いた人間のものではない、必要な人間のものだ”と反論するまでになる。詩人は生意気なことを言うマリオを怒ったりはしない。すっかり詩を理解した愛弟子を見つめ、嬉しそうに笑う。詩人はマリオの中に美しいものを感じていたのだろう。

口下手な主人公のマリオが詩人のパブロと出会い、詩に魅せられ生きる喜びを学んでいくというこの物語。 脚本作りにも参加しているマリオ役のマッシモ・トロイージの演技と彼が発するセリフはマリオの魂まで感じるようなすばらしいものだった。 初めてパブロとまともに会話をした日、無口なマリオが喜びを抑えきれない様子で話し始める。彼の詩を暗唱し“人間であることに疲れる”という詩の一節が特に気に入ったと言う。なぜなら“自分もそんな気がすることがあったがうまく言えなかった”から。そして“読んで、とてもうれしかった”と素直な感想を述べる。これには完全にやられた。まだ物語も前半なのに、グググッと喉元から熱いものがこみ上げきて困ってしまった。 マリオの仕草、表情、そして“とてもうれしかった”というストレートなセリフから自分の気持ちを相手へ伝えたいと願う彼の一生懸命な想いが痛いほど伝わってくる。リアリティーのある脚本というのは、こういう脚本のことをいうのだと胸を突かれる思いがした。

自分の暮らす世界に美しいものなど一つもないと感じていた主人公が詩人と出会い、ここにはこんなに美しいものや素敵なものがたくさんあったのだと気づいていく。そして自分の言葉(思想)を持ち始める。 感じる心があればどんな環境にあっても人生は何倍も豊かなものになる。幸福というものは形あるものではなく心で感じるとるものであり“詩人の心を持てば世界は一変する”とこの作品は教えてくれる。その心があれば自然と自分の言葉も生まれてくるはずだ。 ラストはとても悲しく切ない。パブロと出会わなければマリオはもっと長生きできたのかもしれない。しかしその人生は寂しく貧しいものになっていただろう。 彼の生涯はとても短かったけれど、死ぬ直前の彼は幸福感に包まれ自分の言葉を持った喜びに震えていた。それはマリオを演じたマッシモ・トロイージもきっと同じだったはずで、心臓病のためこの作品の撮影終了から12時間後に亡くなった彼が人生の終わりに見つめていた世界は、美しく素敵なもので満ちあふれていたに違いない。 命がけでこの名作を世に残してくれたマッシモ・トロイージには心からの敬意と感謝の意を表したい。

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  1. 映画『イル・ポスティーノ』の作品情報
  2. 映画『イル・ポスティーノ』の登場人物(キャスト)
  3. 映画『イル・ポスティーノ』のネタバレあらすじ(起承転結)
    1. 映画『イル・ポスティーノ』のあらすじ【起】
    2. 映画『イル・ポスティーノ』のあらすじ【承】
    3. 映画『イル・ポスティーノ』のあらすじ【転】
    4. 映画『イル・ポスティーノ』の結末・ラスト(ネタバレ)
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