右心カテーテル検査―スワンガンツカテーテルについて【前編】(仕組み・アプローチ)
本記事では「右心カテーテル検査」を解説したいと思います。 右心カテーテル検査の内容は国家試験で頻出の題材であり、カテーテル業務を担当するようになってから最初に躓く内容の一つです。 スワンガンツカテーテル(Swan-Ganz catheter
〇第2選択 FV:femoral veinFV approachは、IJVに血栓があったり、走行異常があったり、CVカテやAVなど既に別のカテーテルが挿入されていたりした際に選択されます。biopsyなどもFVを選択されることがあります。左右に関してはIJVと同様に解剖学的にRt.FVはIVCへ直線的に走行しており、Lt.FVはこちらも解剖学的にRt.CIAがLt.CIVと交差しており圧迫しているためLt.FVからカテーテル挿入が難しいことがあります。以上よりRt.FVが一般的です。FV approachでは、止血後再出血してはいけないため、しばらく安静にしておかなければならないことがデメリットです。
第3選択 上腕静脈(肘静脈)【BV:brachial vein】内頸静脈に血栓や走行異常があり、かつ、IC(インフォームドコンセント)つまりは事 前の説明で患者が大腿静脈での穿刺を敬遠したり拒否したりする場合 に選択されます。
しかし、上腕静脈アプローチは医師が嫌がる傾向にあります。理由は再出血リスクです。 止血もし難い部位ですし、どうしても肘を曲げてしまい再出血してします恐れが高いです。 それでも、動脈に比べれば大したことはありません。
左右についてですが、解剖学的に 左上腕静脈の方が走行が自然である ためどちらかというと左が多いと思います。
第4選択 鎖骨下静脈【SCV:subclavian vein】鎖骨下静脈アプローチは、 ほぼすることはない でしょう。 穿刺する場合は、上腕静脈でもリスクがある場合・・・くらいですかね。ですが、鎖骨下静脈アプローチは、 気胸のリスクがあるため慎重に穿刺を行う必要があります 。解剖学的に左鎖骨下静脈の方が走行が自然であるため左からが多いと思います。
前編を終えて・・・
心カテ業務で必要な基本的な内容が盛り込まれています。 普段は後輩に貸しているオススメの1冊です。 当ブログの参考資料としても重宝しています。 \楽天ポイント4倍セール!/ \楽天ポイント4倍セール!/この記事が気に入ったら いいね または フォローしてね!
シェアして頂くと励みになります! URLをコピーしました! URLをコピーしました!- 12誘導心電図の貼る位置とコツについて
- 右心カテーテル検査 ― スワンガンツカテーテルで得られる一次情報まとめ【中編】
CEじゃーなる おすすめ書籍紹介
その名の通り、教科書的なイラストではなく、透視図と断面図が掲載されており、心臓の詳細な解剖が掲載されています。 解剖書では見られない、心臓外科医の先生が描かれる参考書となっております。 \楽天ポイント4倍セール!/ 循環器の解剖や基本的な疾患が掲載されているスーパービジュアルシリーズです。 病気が見えるシリーズに似ていますが、実は内容はほぼ同じで価格が約半値です。 しかも見やすい図解ですのでとてもおすすめです。 \楽天ポイント4倍セール!/ 大きな声では言えないのですが、後輩達数名が所持していました。 そして、私も購入しています。 生理学や数式から循環を学ぶ参考書です。 グリコカリックス理論等についても触れられています。 \楽天ポイント4倍セール!/ \楽天ポイント4倍セール!/この記事を書いた人
職歴 現大学病院勤務 取得資格 臨床工学技士(CE)、ITE 心血管インターベンション技師、ME1種検定試験