トラの臥桜(オス)が亡くなりました
トラの臥桜(オス)が亡くなりました

トラの臥桜(オス)が亡くなりました

トラの臥桜(オス)が亡くなりました 夏を乗り切り、ようやく心地よく過ごせるような気候の頃にはエサを食べる量も安定して、1頭で過ごすことにも慣れたように感じました。 しかし、11月の上旬から食欲不振になることがあり、体調がすぐれない日も見られたため11月中旬から展示をお休みしていました。 来園された方にはご理解をいただき感謝しております。

夏を乗り切り、ようやく心地よく過ごせるような気候の頃にはエサを食べる量も安定して、1頭で過ごすことにも慣れたように感じました。 しかし、11月の上旬から食欲不振になることがあり、体調がすぐれない日も見られたため11月中旬から展示をお休みしていました。 来園された方にはご理解をいただき感謝しております。 また、おしらせに対して多くの暖かいメッセージをいただいたり、これまでにおいしいプレゼントもいただくことがあり食欲不振の際には大変ありがたかったです。 これまで会いに来てくださったみなさん、sns等や各方面から応援していただいたみなさん、ありがとうございました。

12月7日(日曜日)よりトラ舎寝室前に献花台とお別れノートを準備いたします。 雨や雪の心配がある日は、お別れノートは「動物園交流施設ふれんZOO」にあります。(ペンギン舎隣) 献花台の設置終了期間は12月28日(日曜日)といたします。

「トラの臥桜について」 種類:トラ(ベンガル系) 愛称:臥桜(がお) 性別:オス 生年月日:2005年6月9日 入園日:2008年3月17日 出生場所:秋吉台自然動物公園サファリランド(山口県) 第4回須坂市動物園代表動物選挙で第四代代表に任命。任期2014年4月1日~2015年3月31日 第13回須坂市動物園代表動物選挙で十三代代表に任命。任期2023年4月1日~2024年3月31日

「須坂市動物園で過ごした臥桜」 臥桜は、双子の未桜と一緒に須坂市動物園に来園しました。 もうじき3歳になる頃に来園した若い臥桜はここ数年の穏やかさとは違って勢いも見られた記憶です。 もともと好奇心旺盛で、気になるものに先に寄っていくのは臥桜でしたが、 臥桜の確認中に未桜が横取りするというような関係が見られることがありました。

若くてパワーもあるはずですが、その頃から未桜には敵わないという臥桜でした。 大概は別々の場所で休息します。 たまに近くで休息することがあっても、気分よく寝ている未桜の隣で臥桜はガッツリ寝入ることは無いようでした。 左:臥桜 右:未桜(仰向けで寝ている)

何度かトラの解説の中でお話してきたのですが、 通常、成獣のトラは単独生活をしますので動物園などでもなかなか展示場で成獣2頭を一緒に展示していることはあまりないかと思います。双子の2頭は前施設で幼少期から一緒に過ごしてきたこともあり、来園当時の緊張緩和のために同時に展示場へ出すようにしていました。特に未桜は警戒心が強く展示場へ出ることに時間がかかりましたが、臥桜が先に展示場に慣れたことで未桜も出かけられるようになりました。その後の様子次第では別々に展示することを検討しなくてはならなかったのかもしれないですが、結局2頭は老後まで一緒に過ごしていました。2頭ともきょうだい喧嘩の小傷はいくつもありましたが 特に臥桜。

しかし、やはり何か変だと感じ始めたようで食欲があまり無い日が見られるようになり、 こんな代役を頼みました。 ほぼ等身大のトラのぬいぐるみを未桜の寝室に置きました。

ぬいぐるみを置いて初めて寝室に戻ってきた臥桜は、隣の寝室に向かってトラの挨拶「鼻鳴らし」をしました。 気づいてくれたようです。しかもトラとして認識してくれたようで このぬいぐるみ、なかなかリアルで自分で置いたのにしばらくは獣舎に入るたびに「わッ!」と驚いたくらいです。 常に同じポーズでは?と思い、臥桜が展示場へ出かけている間に向きやポーズを変えたりしていました。 臥桜がいつまで信じてくれていたのか分からなかったのですが、少しは食欲不振奪回になったのではないかと思っています。

11月展示お休み中のようす 寝室内で穏やかに過ごす日々が続きました。 徐々にできなくなることはありましたが、心地よさそうな寝顔はよく見られました

臥桜の特徴 「目の上のマル模様」 臥桜と未桜の見分け方は?と聞かれたときは顔をみてくださいとお伝えしていました。

「早食い」 肉食動物は口に入ればおよそ丸呑みする動物なので良いのですが、未桜に比べるとものすごい速さでガイドをしていてもすぐに終わってしまうときはちょっと困ったくらいです。 今年の春くらいまで臥桜は鶏頭が大好きで、まるでスナック菓子を食べるように止まらず食べていました。

これまで臥桜に関わってきた主担当飼育員は6名です。副担当として携わった飼育員も多くいます。 私がトラを担当した時、既に2頭は高齢期に入っておりこれから何が起きるだろうと不安なことも多かったです。 しかし、ありがたいことに2頭は高齢であることを忘れそうなくらい健康に過ごしてくれました。 来園者の皆さんからも「毛艶がいいね」とお声をかけられることも多く、自慢のトラでした。

臥桜の死亡により須坂市動物園で飼育しているトラはいなくなりました。 今後のトラの飼育については、飼育環境などをふまえ園内で検討していく予定です。 トラの魅力についてまた違った形で皆さんにお伝えしていくことも考えていきたいと思います。

須坂市動物園日記

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