上腕骨(頚部)骨折に対するリハビリテーション!注意点やリハビリ方法!
①上腕骨頚部骨折のリハビリテーションの流れ②上腕骨(頚部)骨折術後の大まかなスケジュール③ストッピングエクササイズ④肩峰下インピンジメントにどう対応するかについて解説しています。
上腕骨頚部(近位端)骨折の概要
上腕骨頚部(近位端)骨折の分類
上腕骨頚部(近位端)骨折の合併症
上腕骨頚部(近位端)骨折で手術するか、しないか
上腕骨近位端骨折のリハビリテーション評価
上腕骨頚部骨折のリハビリテーションの流れを確認
上腕骨頚部(近位端)骨折の保存療法の流れ
上腕骨頚部(近位端)骨折の手術療法
上腕骨(頚部)骨折術後の大まかなスケジュール
術後翌日〜2週・肘関節以遠の自動、他動運動による関節可動域訓練 ・ストッピングエクササイズ ・肩関節の他動挙上運動(90°まで)
術後3〜5週・肩関節の他動挙上・外旋関節可動域訓練 ・自動介助、自動運動 ・自主トレーニング(棒体操、ワイピングなど)
術後6〜8週肩関節人工骨頭置換術の流れ
stooping ex(ストゥーピングエクササイズ)とは
①ベッド上で腹臥位になり、上肢を床に下垂させます。 ②上腕骨が回旋しないように注意します。 *この際防御性収縮が生じないように慎重に誘導します。
側臥位でのstooping ex
側臥位でのstooping exの実際
体幹回旋によるstooping ex
体幹回旋によるstooping exの実際
肩峰下インピンジメントとは
肩峰下インピンジメントの原因(能動要素と受動要素)
受動的要素における肩峰下インピンジメントの原因としては、 ・肩峰下滑液包の癒着(肩甲上腕関節の上方軟部組織の拘縮含む) ・後方関節包の拘縮 が考えられます。
能動的要素における肩峰下インピンジメントの原因としては、 ・各腱板筋の機能低下(筋力低下、筋出力低下など) ・肩甲胸郭関節の機能低下(筋力低下、筋出力低下など) が考えられます。
肩峰下滑液包の癒着(肩甲上腕関節の上方軟部組織の拘縮含む)
肩峰下滑液包は、腱板の上に存在する組織です。 キャタピラのような動きをすることで、 肩峰下滑液包において癒着が生じると、キャタピラの機能が果たせなくなるため、スムーズな関節運動が阻害されます。 肩峰下滑液包の癒着では、肩関節内転時に肩甲骨の下方回旋が確認できます。
後方関節包の拘縮
各腱板筋の機能低下
各腱板筋は、肩挙上時に上腕骨頭を関節窩に対して求心位に保つ役割があります。 腱板筋の筋力低下があると、肩挙上時に三角筋の収縮力を大きくしようとするため、インピンジメントが起こることが考えられます。 また、痛みがなくても筋力低下がある場合、インピンジメントにつながる可能性があります。 そのため、どの部位の腱板の機能低下がみられるかを把握することが重要になります。
肩甲胸郭関節の機能低下
肩峰下インピンジメントにどう対応するか
・肩周囲の筋緊張が過剰緊張になっている部位の緊張除去を図る ・肩甲骨をニュートラルな位置に整える ・上肢挙上時に肩甲骨上方回旋がしっかりと生じるようにする(肩甲上腕リズムの獲得) ・腱板筋の筋出力(筋発揮力)を高める
上腕骨近位端骨折術後の肩峰下インピンジメントの原因
術後肩峰下インピンジメントをどう防ぐか、対応するか
上腕骨近位端骨折のリハビリワイピングエクササイズ(テーブル拭き)
・ゆっくりとテーブルを拭く ・肩関節屈曲、伸展、内転、外転運動を実施 ・疼痛が強くなる場合、可動範囲の調整や運動を中止する ・1セット30回程度を1日2-3回を目安に実施する
上腕骨近位端骨折のリハビリ肩甲骨運動
・保存療法では受傷後4週目程度まで ・手術療法では術後3週目程度まで ・人工骨頭置換術では術後5週目程度まで
上腕骨近位端骨折のリハビリ 肩後方組織に対して
上腕骨近位端骨折のリハビリ ズボラ自主トレストレッチ
・腕が上がりにくい ・結果として洗髪や髪のセットがしにくい ・ブラジャーのホックを操作しにくい など
・方法がわからない ・教えてもらうが、面倒臭くなった ・効果が出ているのかわからない
腱板筋、三角筋、肩甲骨固定筋の協調
- チルトテーブルを使用
- テーブル角度0°から開始
- 肩屈曲90°挙上位から0°に戻す
- テーブル角度0°から徐々にupさせ、「肩挙上から戻す」課題を行う
- 上肢の筋力や腱板への負担を考慮する場合、肘屈曲位から開始する
- 上肢筋力改善状況等に合わせ、肘関節伸展位にて課題を行う
筋力トレーニングを始める時期
筋力トレーニングと棒体操
肩甲骨のスタビリティーを高める時期
上腕骨近位端骨折と日常生活上の注意点
上腕骨近位端骨折と日常生活(寝方)
上腕骨近位端骨折と日常生活(入浴)
上腕骨近位端骨折と日常生活(着替え)
上腕骨近位端骨折と日常生活(その他)
上腕骨近位端骨折の痛みの特徴
上腕骨近位端骨折の痛みはいつまで続くのか
上腕骨近位端骨折の保存療法で痛みは軽減するか
上腕骨近位端骨折の手術療法で痛みは軽減するか
上腕骨近位端骨折で痛みを軽減する方法
関節可動域制限と痛みの関係性
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