コチョウランを毎年咲かせる!長く楽しむための秘けつ:最適な置き場とは
かつては贈答用が中心で高級なイメージのあったコチョウランですが、品種改良やバイオテクノロジーの進化、さらに栽培技術の向上によって、いまではより身近な花として親しまれるようになってきました。それでもなお、「繰り返し毎年咲かせるのは難しい」と思...
かつては贈答用が中心で高級なイメージのあったコチョウランですが、品種改良やバイオテクノロジーの進化、さらに栽培技術の向上によって、いまではより身近な花として親しまれるようになってきました。それでもなお、「繰り返し毎年咲かせるのは難しい」と思われがちなのが残念なところです。しかし、適切な置き場と水やりを知れば、翌年も咲かせられますし、3~4年ごとの植え替えのコツを覚えたら、10年以上咲かせることも可能です。若き洋ラン名人・加藤春幸さんに、 コチョウランをより長く楽しむための3つの秘けつ「 置き場」「水やり」「植え替え」 について 教えていただきました。そのうちのひとつ、置き場のポイントを、『趣味の園芸』2026年1月号から一部抜粋して紹介します。
【秘けつ1】1年を通して室内で育てよう
人も快適な場所で育てよう●温度:薄手の長袖シャツで過ごせる18~25℃がベスト。12℃以下や33℃を超える室温にならないように気をつける。
●明るさ(照度):レースのカーテン越しの明るさ。太陽光で2000~15000ルクスを目安にする。1000ルクス未満だと、生育できずに弱っていく。
●湿度:コチョウランの光合成(生育)を促す湿度は適温時で約70%。家庭では60%程度を目安に、湿度が低くなる場合は加湿器を使う。
●風:軽く空気が動く、そよ風が人もコチョウランにも心地がよい。そよ風が光合成を促すので、扇風機やサーキュレーターを上手に使う。
▼放送予定「趣味の園芸」コチョウラン 10年咲かせる秘けつは3つ!放送 2026年1月18日(日)午前8:30~8:55 Eテレ再放送 2026年1月23日(金)午後2:10~2:35 Eテレ
NHKテキスト『趣味の園芸』2026年1月号 「コチョウラン 10年咲かせる秘けつは3つ!」より
みんなの投稿を見てみよう!教えてくれた人
加藤春幸(かとう・はるゆき) 洋ラン農家 神奈川県座間市で洋ラン園を経営。洋ランのLED補光栽培の特許技術開発を行い、研究に裏づけされた栽培技術で「世界らん展」での日本大賞の受賞2回をはじめ、数々の受賞歴を誇る若き洋ラン名人。日本洋蘭生産協会副会長。
趣味の園芸 2026年1月号
あなたは「椿(ツバキ)」の本当の魅力を知っていますか? 日本から世界へ広がり、今も“高貴な花”として憧れを集めるツバキ。その奥深い魅力を掘り下げる、これまでにない総力特集。植物のプロが選ぶ「最愛ツバキ」から、鉢植え椿の育て方、お悩み相談、チャドクガ対策まで、ツバキの魅力と育てる楽しさを余すところなく紹介します。 さらに、気候が変わりつつある今、気になる冬の植物管理について「今どきの冬越し事情」で詳しく解説。放送企画ではコチョウランを長く咲かせるコツや、多肉植物の箱庭づくりなど、冬の園芸がもっと楽しくなる情報が満載です。
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