足場の火打ちとは?意味や設置基準など紹介
火打ちとは足場補強の一種で、最上部のコーナーを単管パイプなどで固定する補強の仕方です。火打ち石などという単語は聞いたことがあると思いますが、足場の火打ちはご存知ない方も多いかと思います。そこで今回は、足場における火打ちとは何か?その意味や設置基準、注意事項などをご紹介していきます。足場工事の基礎知識や最新テクニックを動
火打ちといえば、時代劇の一幕で旦那の出立に女房が火打石を打って、厄除けの切り火を起こす場面を思い起こしますね。 テレビの時代劇では、主人が、家から出るときに奥さんが後ろから、主人に火打石でカンカンと火花を作ります。 この火打石で火花は「切り火」といいお清めの効果があるとされます。 出かける方の右肩後ろで切り火をすることで「相手の無事を祈る」という縁起担ぎがあるんです。 マッチがない時代は石片を打ち合わせて火花を出し、アルコールをしみ込ませたものに移していました。 この火打石の形がコーナーの三角形の部分に似ていたことから、コーナーを補強する作業を「火打ち」と呼ぶ由来になったと言われています。
1階の床に設けるものを火打土台 、 2階などの床や小屋組に設けるものを火打ち梁 といいます。 最近では鋼製でできた既製品の火打金物を使うことも多くなってきました。
厚生労働省の『足場先行工法のガイドライン』(平成8年策定、平成18年改正)には次の記述があります。
「建方作業後は、各面に控えを設けた足場以外の足場にあっては、 足場の全周を完全に組み上げ、各面を相互に緊結するとともに、 速やかに各面に壁つなぎを設けること。 建築物の構造等により壁つなぎを設けることが困難な場合には、 火打ち及び圧縮材等を設け、かつ、足場の一面の長さが長い場合には頭つなぎを設けて足場を補強すること」
火打ちの効果的な施工方法とは?
火打ちは、水平的なひずみを防ぐ効果があります。 しかし、長方形の1面が長すぎると火打ちの効果が中心部に及びません。 強風にあおられた場合、構面の中央部から足場が倒壊することも考えられます。
この場合、補強方法としては、壁つなぎや控えも考えられますが、これらが困難な場合には「頭つなぎ」で対処します。
その他の斜め補強部材の種類部材が水平方向(横と横のコーナー部)
部材が鉛直方向(縦と横のコーナー部)
面全体=面の剛性確保(変形を抑える)
まとめ
火打ちとは、足場補強の一種です。 最上部のコーナーを単管パイプなどで固定する補強の仕方です。 火打ちの効果が最も高まるのは、直交する水平材に対して火打ちが2等辺三角形になった場合です。 住宅建築現場では、壁つなぎ材を補強材として使用することは、建物の構造や補修の問題から敬遠されることが多く、火打ちと圧縮材で代用させることが一般的になっています。
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