情報とは? わかりやすく解説
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情報とは、簡単にいえば、「伝えられる内容」のことである。Weblio国語辞典では「情報」の意味や使い方、用例、類似表現などを解説しています。

以上のように混沌とした語られかたをするものではあるがまた一方で、情報理論に依って、意味との対応付けを完全に外部化し、シンボルを並べた列であり [ 4 ] 情報量として量られるものが情報である。と、捨象してしまう考え方もまたある。これは、たとえるならば、自動車エンジンについて技術的工学的な進歩があった結果、科学的理論的にエントロピーなどといった形に理論的抽象的に整理され、逆にその理論の側から技術的工学的な側にアプローチがされるようになったものと似ている、と言えるかもしれない [ 5 ] 。しかし、「通信技術、コンピュータ、自動制御装置等々が開発されたことによって、この意味での《情報》という概念が新たに形成されたのである」 [ 5 ] などといった記述が見られることもあるようだが、『通信の数学的理論』が書かれたのは1940年代後半であり、通信こそ発展していたが「コンピュータ、自動制御装置等々が開発」よりも前のことで(最初期のコンピュータは誕生していたが、情報理論の誕生を促すような直接の関連があったとは言いにくい)、少なくとも科学史的にはそのような記述は何かを誤解しているものと思われる。

日本語の単語の「情報」

日本語の「情報」は1876年(明治9年)に出版された『佛國歩兵陣中要務實地演習軌典』 [ 6 ] において、仏語 renseignement (案内、情報)の訳語として「敵知する」意味で用いられたのが最初である [ 7 ] 。英語intelligenceの意味での「情報」の語の使用は、外務省国際情報統括官組織や防衛省情報本部などの情報機関に、現在でも見られる [ 8 ] 。

情報を "information" の訳語として採用したのは、1921年(大正10年)の『大英和辞典』が初出とされる [ 9 ] 。ただしその後も訳語は安定せず、クロード・シャノンの情報理論も当初はそのように呼ばれておらず、"information" は「インフォーメーション」とされていた [ 10 ] 。1952年の高橋秀俊による記事「Information Theory」に「譯して情報とか牒報などといつておりますが」という記述がある [ 11 ] 一方で、1964年の英和辞典においてもinformationに情報という訳語を当てていないものが存在する [ 12 ] 。

生命と情報

多様な意味

冒頭に説明したように、生命に関わる情報としては、神経系のそれ [ 1 ] や、内分泌系のホルモン情報 [ 1 ] (身体の中で細胞同士が、神経システムを用いずに、微量物質によっておこなっている、直にやりとりしているそれ)、遺伝子に保持されているそれ、あるいは生命が生きる過程で遺伝子や細胞内に新たに書き加えられたり書きかえられたりするそれ [ 3 ] が挙げられる。他にも環境中の光や音、生命に影響を与えうるあらゆるものを「情報」とみなすことができる。DNAやRNAが持っている情報をリボソームなどが翻訳し、タンパク質が合成される。ある生物が持つ遺伝情報の総体はゲノムと呼ばれ、遺伝子等を含む [ 14 ] 。

感覚器への入力だけとする限定的解釈

一部の人は「情報は、生物や有機的システムへの入力」と限定的に解釈する場合がある。さらにDusenberyは入力を2つに分類して考えた。ある種の入力はその生物(例えば、食物)やシステム(例えば、エネルギー)が機能を維持するのに重要な役割を果たす。Dusenberyは著書Sensory Ecology [ 15 ] (1992)の中でそのような入力を「原因入力 (causal input)」 と称した。他の入力(情報)は原因入力との関連性においてのみ重要であり、将来、いつどこで原因入力が得られるのかを予測する役に立つ。一部の情報は他の情報との関連において重要だが、最終的には原因入力との関連がなければ意味がない、という。実際、情報は通常 弱い刺激として何らかの感覚システムで検出され、エネルギー入力によって増幅されてから生物や装置にとって意味のあるものになる。例えば、植物にとって光は原因入力であることが多いが、動物にとっても情報を提供する。花の反射する特定の色の光は光合成を行うには弱すぎるが、ミツバチの視覚はその光を検出し、蜜や花粉という原因入力を見つけるのに使う。植物側から見れば、そのような情報を発信することでミツバチを引き寄せ、受粉を手伝わせるという意味がある。

情報と判断や意識の有無

一般システム理論の見解

1945年に提唱された「一般システム理論」は、その後、科学的・工学的な部分はシステム科学やシステム工学として広く発展し発展的解消のようになったため、以下は専ら哲学的な議論であるが、情報を「なんらかの「パターン」」だと「見なす」。パターンが別のパターンの生成・変換に影響を与える、と見なす。一般システム理論という考え方では、パターンを知覚する意識は理論に含まれておらず、パターンを評価する必要もない、と考える。例えばDNAについて見てみると、ヌクレオチドの配列は有機体の形成や発育に影響を与える。一般システム理論における《情報》はこうした用法で用いられており、意識がなくとも情報は存在する、として、システム内を(フィードバックによって)循環するパターンを情報と呼ぶことができる、と考える。

人の場合の実際
  • 効率的に価値と意味を引き出すために情報を吟味する。
  • 可能ならばメタデータを参照する。
  • 考えられる多くの文脈の中から、適切な文脈を確立する。
  • その情報から新たな知識を引き出す。
  • 得られた知識から、何らかの意思決定または推奨を行う。

Stewart (2001) [ 16 ] は、情報から知識への変換が現代の企業にとって価値創造と競争力の中核であり最も重要なものだ、とした。

個人の認知プロセスと情報の自由放任主義

情報の自由放任主義は、強力な文化的資本を持つ側のナラティブが他のすべてを駆逐することを意味し [ 17 ] 、特定の人種の美化を引き起こした [ 18 ] [ 19 ] 。また、情報を司っているSNSのアルゴリズムは、理性的議論よりも情動的対立を優先し、政治的分断と誤情報の氾濫を招いた [ 20 ] [ 21 ] 。

生態学的情報

1950年代に米国の心理学者J.J.ギブソンは《刺激情報》《アフォーダンス》という概念を提唱した [ 2 ] 。情報は人間とは別にいわば“環境”の側に存在し、そこに意味や価値 (アフォーダンス) が存在することを知覚者に知らせる、という考え方であり、《情報》の概念を理解するには《環境》と《人間》の関係を考慮することが重要であるという面から把握されたのである [ 2 ] 。

物理と情報と宇宙

しかし、これを利用して情報を間接的であっても光速を越えて伝達することはできない [ 要出典 ] 。アリスとボブが離れた場所に居るものとし、互いにもつれの状態にある量子がそれぞれの手元にあるものとする。アリスがその量子を観測することで、ボブの手元にある量子についての情報も、アリスは得ることができる。しかしその情報にもとづいてボブが手元の量子に何かをするためには、何らかの(古典的な)方法でアリスからその情報を送ってもらう以外に手段は無い。まとめると、観測によって、何か「光速を越えた情報の伝達」のようなことが起きるわけではない。

情報理論と数学

"Wikipedia" という語のASCIIコードを二進法で表現したもの。二進法は情報のエレクトロニクス化において、ほとんどの場面で使われている。

情報の量的側面(情報量)については、アンドレイ・コルモゴロフらによる確率論の確立といった背景もあるわけであるが、1948年にクロード・シャノンによって形式化され [ 2 ] 、こんにちでは「情報理論」と呼ばれている。シャノンの情報理論ではその事柄の起こる確率を元に情報量を定義した [ 26 ] 。たとえば、天気に「晴れ」「曇り」「雨」「雪」の4つの選択肢があり、いずれの確率も同じ場合は、「晴れ」であることがわかれば、 log 2 ⁡ 4 4\,> ウィクショナリーの辞書項目

外部リンク

  • Principia Cybernetica entry on negentropy
  • Fisher Information, a New Paradigm for Science: Introduction, Uncertainty principles, Wave equations, Ideas of Escher, Kant, Plato and Wheeler.
  • How Much Information? 2003 - 毎年どれだけの量の新たな情報が生み出されているかを見積もる試み。(at the School of Information Management and Systems at the University of California at Berkeley)
  • 『情報』 - コトバンク
  • コミュニケーションデザイン
  • コミュニケーション理論 (英語版)
  • コミュニケーション論
  • クライシスコミュニケーション (英語版)
  • 異文化コミュニケーション
  • 開発コミュニケーション (英語版)
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  • ビジュアルコミュニケーション

情報

出典:『Wiktionary』 (2021/08/28 10:32 UTC 版)

名詞: 日本語 語源: 日本語 複合語: 日本語 翻訳
  • アフリカーンス語: inligting
  • アラビア語: مَعْلُومَات (maʕlumāt) 複数 , معلومة
  • ブルガリア語: информация 女性
  • ベンガル語: তথ্য
  • ブルトン語: ditour 男性 , keloù 男性
  • カタルーニャ語: informació 女性
  • セブアノ語: impormasyon
  • チェコ語: informace 女性
  • ウェールズ語: gwybodaeth 女性
  • デンマーク語: information, informationer
  • ドイツ語: Information女性 , Auskunft 女性
  • ギリシア語: πληροφορία 女性 , πληροφορίες 女性 / 複数
  • 英語: information*、 intelligence*
  • エスペラント: informo
  • スペイン語: información 女性
  • エストニア語: informatsioon, teave
  • バスク語: informazio
  • ペルシア語: اطلاعات
  • フィンランド語: informaatio
  • フランス語: renseignement 男性 , informations女性 / 複数
  • ガリシア語: información
  • ヘブライ語: מידע
  • ヒンディー語: जानकारी (jānkārī) テンプレート:g
  • クロアチア語: informacija
  • ハンガリー語: felvilágosítás, tájékoztatás, információ
  • アルメニア語: տեղեկատվություն (teġekatvut'yun)
  • インターリングア: information
  • インドネシア語: informasi
  • イド語: informo
  • アイスランド語: upplýsingar
  • イタリア語: informazione 女性
  • グルジア語: ცნობება (tsnobeba), შეტყობინება (šetq῾obineba)
  • カザフ語: ақпарат
  • 朝鮮語: 안내 (annae); 정보 (jeongbo)
  • ラテン語: nuntius男性 , scientia女性 , doctrina 女性
  • ルクセンブルク語: informatioun
  • リトアニア語: informacija 女性
  • ラトヴィア語: informācija
  • マケドニア語: информација
  • マラヤーラム語: അറിവ് (aRivu), വിവരം (vivaram), ഇന്‍ഫര്‍മേഷന്‍
  • モンゴル語: мэдээлэл
  • マラーティー語: माहिती (māhitī)
  • マレー語: informasi, maklumat
  • オランダ語: informatie 女性
  • ノルウェー語: informasjon 男性
  • ポーランド語: informacja 女性
  • ポルトガル語: informação 女性
  • ケチュア語: willa
  • ルーマニア語: informaţie女性
  • ロシア語: информация (informácija) 女性
  • シチリア語: nfurmazzioni
  • スロヴァキア語: informácia
  • スロヴェニア語: informacija
  • アルバニア語: informacioni
  • セルビア語: информација 女性
  • スウェーデン語: information通性
  • タガログ語: иттиолот
  • タイ語: ข่าว (kàao), ข้อมูล (kôr moon), สารสนเทศ
  • ウクライナ語: інформація 女性
  • ベトナム語: thôngtin
  • イディッシュ語: אינפארמאציע
  • 中国語: 信息 (xìnxī)

「情報」の例文・使い方・用例・文例

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