トライアンドエラーして目標に立ち向かう「調整キャリ」。株式会社ダスキン・廣瀬芽生さんの働き方
取材・文:ミクニシオリ 撮影:渡会春加 編集:中納俊/マイナビウーマン編集部 今の自分がなりたい自分とかけ離れている時、どうしたらいいのでしょうか。 やってみたい仕事が自分の積んできた(1ページ目)
今は上司となった 女性と私の2人で開発に着手したのですが、 ダスキンはもともとモップやマットを洗浄してレンタルする事業からスタートしているので、洗濯サービスには以前から着目していました。企画段階では店舗を持つべきかどうか、何を提供価値にするのかから考えました。結果的にダスキンウォッシュは店舗型でスタートし、現在は地域限定でデリバリーにも対応しています。店舗の立地を考え、テナントを借り、店舗に立つ人員を手配するのも私の仕事です。
一人暮らしの方であれば、一週間分の洗濯を一気に終わらせることができます。平日に洗濯物を溜め込んでしまい、休日はコインランドリーを往復するだけで終わってしまうという方もいらっしゃると思うのですが、デリバリーならご自宅から動かずに、洗濯を終えることができます。キレイに畳んで納品させていただいている点も、ご好評いただいていますね。
業務用の大きな乾燥機を使用しているので、ご自宅で洗濯する時よりシワが気にならないのもメリットですね。羽毛布団やスニーカーなどのコースも用意しているので、コインランドリーいらずの生活ができると思います。
実際に作業してくれているのはパートさんたちでもありますし、今はメンバーも増えました。オープン当時は売上が伸びず苦しい時期もありましたが、徐々にお客様が増えて、お礼の言葉を聞く機会も増えてきたので、感慨深いですね。中には、ダスキンウォッシュのおかげで育休から復帰できたという、ママさんからの嬉しいご意見もありました。こういったお声を聞けた時は、事業開発に携わっていてよかったと嬉しい気持ちになります。
洗濯代行は外注できる新しいサービスとして、今後世の中に浸透していくと思います。ダスキンは創業時から、家庭にいることが当たり前だった女性に社会進出を促してきた会社なので、ユーザー様にとっても、働く人にとっても価値になるようなサービスを作っていきたいです。
「少しずつ調整すること」が目標に到達するコツ
性格だと思うのですが、PDCAを回しながら改善していくのは楽しいですね。新規事業開発の醍醐味は机上のプランを形にしていくことですが、そこがビジネスとして難しい部分でもあります。社内や外部と交渉して上手くいった時は、思わずガッツポーズしたくなるんですよね。
分からないことがあった時は、部署問わず詳しそうな人に頼っています。ダスキンの社員って、本当に優しい人ばかりなんですよ。「やさしさ」を大切にすることが経営理念でもあるのですが、理念に沿った採用がなされていると感じます。一度も会ったことがない人にメールや電話をしても、きちんと知識を共有してくれる親切な社員たちと働いていると感じるので、やりがいやモチベーションに繋がっていますね。
人と関わることがそもそも好きなので、働くことに抵抗がないのもあるかもしれませんね。無理している気持ちもないですし、もはや趣味のようなものです。
社会人として、自分なりにこだわってきたことは色々あります。負けず嫌いなので、自分自身が納得するまで諦めないことや、色々な人に意見を聞いてみること。何かを変えたい時は、少しずつ方向を変えることで、目標にたどり着くことができることも学びました。
目指す場所やなりたい自分とかけ離れていても、少しずつ変えていけばいつかはきっとたどり着けるはずです。新規事業を開発する時も同じですし、私は人よりも少しだけ、心折れずにトライアンドエラーを続けるのが得意なんです。今後も今の自分を信じて、事業開発キャリアを通して困っている人・苦労している人の人生を切り開くサービス・事業を社会に提供したいです。
SHARE RELATED 「ここなら続けたい」と思えた理由。ゴンチャ店長が語る職場づくりの本質取材・文:ミクニシオリ 撮影:大嶋千尋 編集:杉田穂南/マイナビウーマン編集部 いつも行くカフェで、いつでも笑顔で迎えてくれる店員さん。立ちっぱなしの時間が多かったり、土日も出勤したりするイメージがある接客業ですが、なぜそれでも彼女たちは、いつでも明るく私たちと接してくれるのでしょうか。 今回、私たちに笑顔の秘訣を教えてくれるのは、ゴンチャ 原宿表参道店のストアマネージャーである、村尾明日香さん。店舗での接客が好きで、毎日の出勤も日々の楽しみになっているという村尾さんに、その理由にもなっているチームマネジメントのコツや、村尾さん自身も大好きだというゴンチャのおいしさとその魅力についてもお伺いしました。 ■アルバイトから社員登用に挑戦。2年でストアマネージャーに昇進 ――まずは、村尾さんのこれまでのキャリアについて教えてください。 学校を卒業してから、ゴンチャにも最初はクルー(アルバイト)として雇っていただきました。約5年は関西の店舗で働かせていただいていたのですが、社員登用のお話をいただき、2年前に社員として関東へ。去年こちらの店舗でストアマネージャーに昇格させていただきました。 ――では、村尾さんは現在ゴンチャ歴7年以上、ということですね。バイトから社員になるほどの魅力を、職場や会社に感じていたのでしょうか。 もともとゴンチャのドリンクが大好きでクルーの面接を受けたのですが、入社後は会社自体もどんどん好きになっていきました。一番の魅力は、働く人たちがすてきな方ばかりだったところですね。ドリンク作りの際にチームで連携できるのもそうですし、先輩たちも優しくて……ストアマネージャーを目指したのも、お世話になった先輩たちのように、後輩の支えになれる存在になりたかったというのもありました。バイトからの社員登用でも、マネージャーへの昇格やサポートオフィスへの転身も検討できることも魅力に感じました。 ――ストアマネージャーのお仕事についても教えてください。 基本は、自分の所属する店舗に毎日出勤します。いわゆる店長のような立場で、カウンターでクルーたちのサポートをすることもあれば、会議に出たり、在庫管理を行ったり、シフトを作ったりと、事務作業をする時間も長いですね。デスクに座っての仕事と接客の仕事は、だいたい8:2程度でしょうか。 ――思ったより、事務作業の割合が大きいんですね。カウンターでの接客やドリンク作りとはまた違うお仕事も多いかと思いますが、昇格時はギャップを感じませんでしたか? カウンターでドリンクづくりを中心に行っている時も楽しかったですが、ストアマネージャーになってからは、人の育成にも大きなやりがいを感じるようになりました。私自身、クルーだった時には、当時のストアマネージャーの店舗づくりがあってこその働きやすさを感じていたので、自分もそういったお店づくりや、働く環境づくりには力を入れたいと、ポジティブな意気込みがありました。 ■一人一人へのマイクロマネジメントで働きやすい環境づくりを実現 ――ゴンチャ 原宿表参道店では立ち上げから携わられていたとのことですが、大変だった思い出はありますか? 立ち上げ時には一緒に働くクルーの面接から入らせていただきましたが、初めてカウンターに入る子に、ドリンクのことや接客のことなど、仕事をいちから伝えることには難しさも感じました。同じ伝え方をしたとしても、クルーによって捉え方がそれぞれ違っていたり、得意なコミュニケーション方法もそれぞれ違うんだということを考えさせられましたね。 ――初めてマネジメントに携わる時、誰もがぶつかる壁だと思います。村尾さんはマネジメント面では、どのようなことに気をつけていますか? 今の店舗もそうなのですが、みんなゴンチャが好きで応募してくれる人が多いので、働いてよりゴンチャを好きになってほしいという思いがあります。まずは、クルーたちがいま何を考えているのかを、しっかり吸いあげることを意識しています。彼女たちの思いを聞くことが、彼女たちにとっての職場環境をいい方向に改善していくための第一歩だと思っています。 ――チームメンバーも、自分の気持ちや意見をマネージャーに吸い上げてもらうことで、風通しの良さを感じることができそうですね。 仕事中には、まず私が率先して「ありがとう」を伝えることも大切にしています。どんなに小さいことでも感謝を伝えるよう徹底することで、クルー同士にもリスペクトが生まれていくのを感じています。職場環境を全員でよくしていこうという意識が浸透しているので、お互いに助け合う姿をよく目にしますし、私自身もクルーたちに助けられています。 ――村尾さん自身が率先して、支え合う空気を作り出すきっかけを作っているからこそ、チームメンバーも呼応してくれているのではないかと感じます。 ゴンチャには座席のある「ティーカフェ」タイプの店舗と、テイクアウト中心の「ティースタンド」タイプの店舗があるのですが、原宿店はティーカフェの店舗です。座席も広々と確保させていただいていて、自宅のようにリラックスして過ごせることがコンセプトになっています。お客様に羽を伸ばしていただくためにも、私たちスタッフも自然体で働くことができる環境が最善だと考えています。 ――コンセントがついているタイプの座席も広々としているし、窓際には自然光もたっぷり入るし、リフレッシュできそうな空間ですよね。職場の近くにこんな場所があったら、事あるごとに利用してしまいそうです。 ■スタッフの笑顔が、お茶の美味しさや店舗の魅力を底上げする ――村尾さん自身、現在の店舗にはどんな魅力があると感じていますか。 まず、ゴンチャ全体の魅力として、お茶のおいしさに本気でこだわっているという点があります。お茶は毎朝抽出したてのものを仕込んでいて、廃棄時間などの管理が徹底されているので、いつでも淹れたてのお茶のおいしさを楽しむことができます。 原宿表参道店はもともとゴンチャ1号店があった場所の付近に復活出店していることもあり、常連さんの多い店舗でもあります。2階のカフェスペースでは私も事務作業を行うことがあるのですが、パーソナルスペースがしっかり確保できているので、周囲の喧騒を忘れられますね。席の配置が自由にしやすいので、5名以上の大人数のお客様にも利用していただきやすいのも特徴です。 ――事務作業中には、村尾さん自身もゴンチャのドリンクを楽しむこともありますか? 私もゴンチャのドリンクが大好きなので、作業中もよくドリンクを飲んでいます。私は烏龍ティーというストレートティーに甘さを少しだけ足して、上にふわふわのミルクフォームを乗せて飲むのが大好きです♡ あとはやっぱり、ゴンチャの看板ドリンクのひとつでもあるマンゴー阿里山 ティーエードかなあ。パッションフルーツの種がはじける食感がたまらないんです! ――トッピングの種類も多いから、自分だけのカスタムが作れるのもゴンチャの魅力ですよね。その上、皆さんが笑顔でドリンクを提供してくださるから、私たちも安心して店舗内での時間を過ごせているんだと思います。 お客様にゴンチャの魅力やお茶のおいしさをしっかり味わっていただくためには、まずは私たちスタッフが楽しんで働いている姿を見ていただくことも大切です。職場環境がよければ、クルーも長く働くことができますし、仕事の効率もアップする……店舗の魅力は、お茶とそこにいるスタッフの掛け算で生まれるものだと思っています。ゴンチャは顧客の満足度と同じくらい、従業員の満足度を大切にしているので、自分の店舗でも満足度のスコアを追求していきたいですね。 ――村尾さんご自身の、今後のキャリアの展望はありますか? 私自身、週に1回は本社の上司に面談していただいていて、自身のキャリアについて考える機会も多いのですが、今の働き方が自分には天職だとも感じています。お客様の笑顔を見るのも好きだし、店舗でクルーたちとチームプレイで働くのも、大好きなんです。今後も現場に出ながら、お茶の魅力を底上げできるようなスタッフ育成、そして店舗づくりに注力していきたいです!
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