消しゴムはどうやって作られるの?なぜ字が消えるのか?
消しゴムはどうやって作られるの?なぜ字が消えるのか?

消しゴムはどうやって作られるの?なぜ字が消えるのか?

SF作家のアーサー・C・クラーク氏の言葉に「最先端の科学技術は、魔法と見分けがつかない」とありますが、「消しゴム」もそのひとつなのかもしれません。ここでは、消しゴムが魔法のように字を消せる理由をはじめ、消しゴムの作り方や仕組み、歴史などを分かりやすく紹介します。

合成ゴムを機械でよく混ぜて平らにする まず始めに、ちょうど動画の1分35秒に登場するシーンのように、合成ゴムの塊を機械に入れます。ここでは、製造ラインからはじかれた欠陥品の消しゴムも放り込まれ、それらと一緒に熱せられたローラーによって、繰り返し何度も混ぜて平らに引き延ばされていきます。 硬化剤として硫黄と植物油を入れる それから、硬化剤として硫黄、そして、着色剤も加えた後、安定した重たい生地になるまで約8分から10分間かけて機械で混ぜ合わせていきます。 硫黄とともに、ゴムの硬化を助ける植物油を入れた後、炭酸カルシウムも加えます。 ローラーで広げて冷ます 生地の色や厚みが整えられたら機械から下ろして、さらにローラーで薄く広げた後、半日かけて室温で冷まします。 プレス機で押し固める 163度に温めたプレス機で、20分間押し固めた後、冷水に浸します。 裁断して仕上げをする 裁断機で切られた消しゴムは、大きな樽に入れられてます。このとき、消しゴム同士がひっつかないように、タルクと呼ばれる鉱物の粉も振りかけます。 樽を3時間から5時間回転させると、消しゴム同士が当たり、角がすり減って丸みを帯びます。 印刷や包装が施されると完成です。