最終回感想『陸王』 アトランティスの開発チームを思うと涙を禁じ得ない
ドラマ『陸王』、とても面白かったです。毎週嫁さんとふたりで「いけー!」「くそー!」と叫びながら鑑賞していました。娘よ、これを観る度にお風呂に入るのが少し遅れて本当にごめんね。 TBS系 日曜劇場「陸王」オリジナル・サウンドトラック アーティスト: TVサントラ,服部隆之 出版社/メーカー: Anchor Records 発売日: 2017/12/06 メディア: CD この商品を含むブログを見る スポンサーリンク スポンサーリンク 実は私は『半沢直樹』に完全に乗り遅れた人間で、池井戸潤原作の映像作品を観るのは『陸王』が初めてでした。感想としては、上に書いたように毎週手汗をかいて熱中していたのだ…
そうしていく中で、やはり「誠意ある営業」や「お客様のための営業」は受ける側もそれなりにほだされてしまう、ということを体感できた。もちろん、一番は商品そのもののクオリティだし、次にお金の話なんだけど、それらがあまり問題でない局面に差し掛かると、誠心誠意こちらに気を配ってくれた営業マンの商品を選びたくなるのが、どうしようもない人情だ。採択した場合はその営業マンと長く付き合うことにもなるので、やはりどうしても、人当たりが良く、こちらに尽くしてくれそうな人を選びたくなる。人間だもの、しょうがない。
上で「このドラマは営業レースだった」と書いたが、まさにこの通りで、アトランティスは「RⅡ」を、こはぜ屋は「こはぜ屋」を売り込んだ。こはぜ屋は、真の意味で「陸王」を売り込まなかった。ここが、勝負の分かれ目だったと思う。
だからこそ、使い古された言葉だが、「営業は会社の顔」なのだ。実際にお客様と接する営業マンひとりひとりが、会社の印象を決定づける。たとえ同じ結論でも、酷な提案でも、その営業マンが積み重ねてきた関係性が成否を分ける。
アトランティスが怪我した茂木のサポートをやめると決めたあの序盤の時点で、仮にもし、ピエール瀧が、 「私は茂木選手が帰ってくることを信じている。が、会社の決定として苦渋を飲まざるを得ない。茂木くん、怪我を克服して、そして何か結果を出して欲しい。少しでも結果を残してくれれば、それを元に私が上に必死で掛け合いたい。ぜひ、また君をサポートさせてくれ!いつまでも待つから!」 と、心の底からこう言える人間だったとしたら、茂木はどうしていただろうか。突如現れたこはぜ屋の営業を受け入れていただろうか。
- 作者: 池井戸潤
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2016/07/08
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
- この商品を含むブログ (18件) を見る
思考をキーボードに零す人。『ねとらぼ』にてコラム連載中。他、『リアルサウンド映画部』『週刊はてなブログ』『別冊映画秘宝 特撮秘宝』『平成大特撮』etc. Webメディア / 雑誌 / ムック本等に寄稿。ブログ診断をココナラに出品中。