高城重躬氏が「A+評価」したLPレコードのハイレゾ化
高城重躬氏が「A+評価」したLPレコードのハイレゾ化 最初にこのレコードを聴いたとき、冒頭の低弦の響きに心を打たれました。 その豊かな音色は、音質評価で知られる高城重躬さんの「A+評価」にまさにふさわしいものでした。 あれから50年以上が経った今、その感動のレコードをハイレゾ化しました。 さらに、高城重躬さんが同じく「A+評価」を下した名盤──
最初にこのレコードを聴いたとき、冒頭の低弦の響きに心を打たれました。 その豊かな音色は、音質評価で知られる高城重躬さんの「A+評価」にまさにふさわしいものでした。 あれから50年以上が経った今、その感動のレコードをハイレゾ化しました。 さらに、高城重躬さんが同じく「A+評価」を下した名盤── バーンスタイン指揮による《モーツァルト:ピアノ協奏曲第15番》、そして、フルートの巨匠ジャン=ピエール・ランパルが奏でる《テレマン:フルートとハープシコードのためのソナタ ハ短調》も、レコードをハイレゾ収録してそのサウンドを蘇らせています。
- 1 高城重躬さんのこと
- 2 ショルティ指揮・マーラ「復活」の録音盤について
- 3 盤質の状態とその対応
- 4 ショルティ指揮・マーラ「復活」LPレコードのハイレゾ録音を聴いてみる
- 5 モーツァルト ピアノ協奏曲第15番 [バーンスタイン・VPO]pf バーンスタイン 1966年録音
- 6 テレマンのフルートとハープシコードのためのソナタ ハ短調 録音年不詳
高城重躬さんのこと
ウィキペディアから抜粋しますと、 1912年生まれ - 1999年没 コンクリートで自作した巨大な低音ホーンを自宅に作りつけ、オール・ホーンの4チャンネル4ウェイ、マルチアンプ駆動という、「タカジョウ・システム」と呼ばれたオーディオ・システムを構築した。また、雑誌『レコード芸術』『芸術新潮』『ラジオ技術』『FMfan』などに長年にわたって健筆を揮った。
ショルティ指揮・マーラ「復活」の録音盤についてショルティが指揮しているマーラーの「復活」は、下に示す1966年録音盤と1980年録音盤 があります。 演奏は、聴き慣れているせいか1966年の方が、好ましく思います。
1966年録音盤: ヘザー・ハーパー(ソプラノ) ヘレン・ワッツ(アルト) ロンドン交響楽団&合唱団 ゲオルク・ショルティ(指揮) 録音:キングズウェイ・ホール、ロンドン 1980年録音盤: イソベル・ブキャナン(ソプラノ) ミラ・ザカイ(コントラルト) シカゴ交響楽団&合唱団 ゲオルグ・ショルティ(指揮) 盤質の状態とその対応話は再びシュアーのV15シリーズに戻る。前にも書いたように、シュアーという会社は、商品としてのまとめかたもうまいが、宣伝もまたうまい。一九六六年に発表したV15のtypeIIは、まさに製品と宣伝の両者を巧みに一致させて、またまた業界をアッと驚かせた。typeIIのうたい文句は、その後のシュアーの表看板として有名になったトラッカビリティという新造語だった。
初期のステレオカートリッジの多くが、レコードの振幅の大きな(音の大きな)部分や、複雑な音の部分で、音が割れたりビリついたりすることは既に書いた。これは、カートリッジの振動系全体が、レコードの音溝を正しくトレースしていないことが大きな原因だ。V15のtypeIIは、このトレーシング(またはトラッキング=追跡の意)をいかに完璧に行えるか、という問題を、根本から洗い直した成果といえる。
トラッキングレコードの音溝のおそろしく複雑な形を、正しく追跡(トラッキング)する。 このことを、 トラッキング・アビリティが良い、などという。これをつめて、track-ability トラッカビリティという、語呂の良い新造語を作った のが、相変わらずシュアーのうまいところだ。それにしても、シュアーがこの問題をクローズアップするまでは、レコードの音溝を針先が正しくトラック(トレース)するための問題点について、シュアーのように突っ込んだ解析をしたメーカーがなかった、ということになる。そして、V15のtypeIIの出現によって、はじめてピックアップの設計者たちがこの問題の解決の正しい鍵を与えられたともいえる。この製品の出現をきっかけにして、内外のカートリッジの性能が、こんにちのような高い完成度をみせるに至っているといっても、いい過ぎではないと思う。
ショルティ指揮・マーラ「復活」LPレコードのハイレゾ録音を聴いてみる第3楽章のサンプル音源
下のリストから曲をクリック- 第1楽章 - Mahler_Symphony2_復活 V15Type3 20:59
- 第2楽章 - Mahler_Symphony2_復活 V15Type3 10:33
- 第3楽章 - Mahler_Symphony2_復活 V15Type3 10:20
- 第4楽章 - Mahler_Symphony2_復活 MC20 4:37
- 第5楽章 - Mahler_Symphony2_復活 MC20 4:37
レコードからハイレゾ(Flac 192khz 24bit)収録した音源をAAC(320kbps 48khz)に変換しています。
モーツァルト ピアノ協奏曲第15番 [バーンスタイン・VPO]pf バーンスタイン 1966年録音第2楽章のサンプル音源
下のリストから曲をクリック- 第1楽章 Mozart_Piano_Concerto_No15
- 第2楽章 Mozart_Piano_Concerto_No15
- 第3楽章 Mozart_Piano_Concerto_No15
レコードからハイレゾ(Flac 192khz 24bit)収録した音源をAAC(320kbps 48khz)に変換しています。
テレマンのフルートとハープシコードのためのソナタ ハ短調 録音年不詳フルート/ジャン・ピエール・ランパル ハープシコード/ラクロア
レコードからハイレゾ(Flac 192khz 24bit)収録した音源をmp3(320kbps 48khz)に変換しています。
下のリストから曲をクリック 以上、高城重躬氏が「 A+ 評価」したLPレコードのサウンド紹介でした。 関連記事 (Tag related)- 2017年2月14日 レコードをハイレゾ化するならDSDかPCMか?
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アマチュア無線からオーディオに興味を持ち、音質評価のためにクラシックを聴き始めたらクラシックファンになっていました。 CDのストリングス音質に違和感を感じ、レコードをハイレゾ化したら好ましい音質が再現されることに感動を覚えました。 このブログでは、レコードのハイレゾ化(デジタル化)によって聴感に頼らずデータドリブンで見える化を目指します。