大学レポートの書き方|評価があがるコツと例文を紹介
本記事では、「学習・感想・読書・実験」レポートの書き方や「表紙・本文」のレイアウト、「ワード・手書き」の書式、「タイトル・序論・本論・結論・参考文献」の書き方を見本となる例を使って解説します。
【序論】
日本人はラーメンがとても好きな民族である。→テーマ
しかし、ラーメンの具材には、貴重な食材や高価な食材が入っているわけではなく、高級な食べ物というわけではない。→疑問の提起
それにもかかわらず、次々と新しい味のラーメンが開発され、新しい店がオープンし、人気の店になると客が行列する。それは一体なぜなのだろうか。→問いかけ
そこで、日本人がラーメンを好きな理由について述べていく。→レポートしたい事
出典:青い空の雲 本論の書き方本論では、主張したいことの「根拠」となることを述べます。
本論の書き方の例【本論】
1.戦後の食文化の変化戦後の日本は食の欧米化が進み、肉などの動物系の食材を多く食べるようになった。肉には脂がのっているため、日本人は動物の脂を好むようになったのである。
2.日本人の麺食文化日本の食文化は古来より様々であることも大きな理由である。小麦粉を原料にした麺だけでも、そうめん、うどん、きしめんと太さや形状が様々な面がある。更にはつゆにつけて食べたり、温かいスープに入れて食べたり、生醤油をかけて食べたりと食べ方も様々である。日本人は元々とてもラーメンが好きな民族なのである。
3.炭水化物と脂を好む食文化日本人は炭水化物と脂の組み合わせをとても好む味覚を持っていることも理由の一つである。例えば寿司はシャリという炭水化物の上に脂ののった魚の切り身をのせた典型的な日本人好みの食べ物である。その他、カツ丼や天丼などの丼もの、ハンバーガーのような食べ物も全て炭水化物と脂を組み合わせた食べ物なのである。→理由の箇条書き
出典:青い空の雲 結論(まとめ)の書き方 結論の書き方の例【結論】ラーメンはジャンクフードの代表格として見られがちであるが、それでもその人気は全く衰えることはなく、今日も人気店には長い行列ができている。ラーメンがそこまで、日本人を引き付ける理由は、日本人が好む食の条件を全て満たしているからなのである。→本論のまとめ
つまりラーメンは日本人が好きになるのが必然の日本人の国民食なのである。→言いたい事
出典:青い空の雲 参考文献(出典)の書き方たとえば『芥川龍之介全集 第10巻 書簡』を参考文献として示すとき、以下のように複数の書き方ができます。
芥川龍之介(1978)『芥川龍之介全集 第10巻 書簡』岩波書店芥川龍之介『芥川龍之介全集 第10巻 書簡』、岩波書店、1978年
本(書籍・教科書)芥川龍之介(1978)『芥川龍之介全集 第10巻 書簡』岩波書店
雑誌の中の論文 ネット上の文書 著者が複数いるとき川尻達也・佐藤進・鈴木貴士・山口真史 (2015)「大学生の運動習慣がメンタルヘルスに与える影響」『KTT Progress』22, 33-40
レポートで基本となる文章表現
- パラグラフの書き出しは「いいたいこと」を書く
- 文末表現は「だ・である調」にする
- 一文を短くする
レポートの文末で「です」「ます」調を使うのはNG 。
レポートでは「である」調を使うのが一般的です。ただ、文末が「~である。~である。~である。」のように、同じ表現が続くと”小学生みたいな文章”に仕上がってしまう。
「~に違いない」「~といえる」「~べきではない」
一文を短くする悪い例「一文を短くすると主語と述語が読み手に分かりやすくなることで、評価が上がるので、読みやすい文章を書くには、一文を短くするべきだ」
良い例「読みやすい文章を書くには、一文を短くするべきだ。一文を短くすることで、主語と述語が読み手に分かりやすくなる。したがって、一文を短くすると評価が上がるのだ。」
「二重否定」は避ける悪い例:「~ではないとは言えない」 ↓良い例:「~と言える」
客観性のある文章を書くポイント 意見は確信度の高い表現を使う良い例「~と考える」「~と判断できる」「~するべきだ」
口語表現を使わない 話し言葉書き言葉とても非常に全然全く一番最も絶対に必ずだんだん次第にいつも常に あいまいな表現は使わない悪い例「いつか実現できる日が来るかもしれない」「何かしらの対処をするべきだ」
個人的な内容はいらない悪い例「私の経験では~」「~嬉しかった記憶がある」「私の知る限りでは~」「そこで思いついたのだが~」
レポートの形式:レイアウトと書式
- レポートの形式
- 表紙と本文の「レイアウト」
- 「ワード」と「手書き」の書き方
- 「引用」の方法
【レポート用紙】用紙サイズはA4
【ホチキス】複数枚になったレポートは、ホチキスで「左上」をとめる
レポートの「表紙」の書き方 表紙レイアウトの例 タイトルのフォントと文字サイズ【字体】→ゴシック体もしくは明朝体
【フォントサイズ】→2行以内におさまる程度
レポートの「本文」の書き方 文系レポートの例 実験レポートの例- 文字数が多い場合は「見出し」をつける(3000文字以上が目安)
- 「段落」をつかって読みやすく
- 複数枚ある場合は「ページ番号」をつける
- 図の見出しは「下」に、表の見出しは「上」に
もしも、ワードを使ったことがなくて「設定方法が全く分からない…」という人は、ワードの書式設定をどうぞ。
見出しのフォントと文字サイズ【字体】→ゴシック体
【文字の大きさ】→12pt(大見出し)→11pt(小見出し)
本文のフォントと文字サイズ【字体】→明朝体
【文字の大きさ】→10.5pt
数字の書き方横書きのレポートでは、算用数字を使うのが一般的。
1ケタの場合→全角2ケタ以上の場合→半角
「手書き」レポートの書き方【筆記用具】シャーペンでもボールペンでも可
【レポート用紙】市販の手書き用レポート用紙
【表紙で使う用紙】手書き用レポート用紙書いてOK。詳しくはレポート表紙の書き方をどうぞ。
レポートの「引用」の書き方- 引用した部分を「」で囲む
- そのままの文章を引用する
- 参考文献に出典を書く
【引用の例】小林(2010)は、「レポート作成法は社会に出てからも役に立つものである」と述べている。
引用・参考・出典の違い【引用】→もとの著作物から「そのまま」使うこと
【参考】→もとの著作物の内容を「要約して」使うこと
【出典】→引用または参考にした「著作物そのもの」のこと
レポートの書き方を学べるおすすめの本
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