フィルムサイズを気にせずラミネートする方法【余白活用の裏技】
規格サイズしかないラミネートフィルムを好きな大きさに切ってラミネートしたい時ってありませんか?素材のサイズに合わせてカットしたい・UVカットなど特殊なフィルムを無駄なく使いきりたい。フィルムをカットしてもラミネートできる裏技をご紹介します。
少しパソコンに詳しいってだけの、至って普通のおじさん会社員 「にゃすけ」 です。 初心者さんにパソコンの使い方を教えたり、便利ツールを紹介したりと、会社でもプライベートでも便利屋さん的な存在として重宝されています。 そんな 「にゃすけ」 の日常生活で起こった困りごとや、ちょっと気になるあれこれについて少しだけ深掘りして発信しています。 主にパソコン、ガジェット系、ゲーム(マイクラ)など。 気になるコンテンツがございましたら、どうぞお気軽にご覧ください。
はじめに
ラミネートの主な用途
・素材の劣化を防ぎ長持ちさせる ・湿気や汚れの付着を抑える ・光沢や質感をよくするよく使われていているもので 飲食店のメニュー、お店のPOP、会員カード、写真、はがき 、などは皆さんも目にする事が多いのではないでしょうか。
それ以外にも よごれ、破れ、水濡れ、などのダメージ紫外線やほこりの付着などから保護できて劣化を防ぐ といった事も大きなメリットとしてあげられます。
私も大事な写真を飾ったり保管する時は必ずラミネートするようにしています。 詳しくは以下の記事で紹介しています。 プリントした写真の色褪せや劣化を防ぐ!いちばんいい保存方法は? mimayury.com エクセルで写真をもっとおしゃれに楽しもう【A4用紙にデザインするコツ】 mimayury.comサイズ選びのポイント
・ラミネートしたい素材のサイズが決まっている場合
例えば 写真(L版、2L版等)、メニューや案内(A4、A3)、はがき、名刺など ラミネートしたい素材の寸法規格が決まっているもの サイズ選択の余地が無い場合ほしいサイズが無いという時の対処が今回のポイントです。
通常のラミネートフィルムなら各種サイズが幅広く揃っていますが UVカット効果のあるような特殊なラミネートフィルム を使いたい場合メーカーから出ているサイズのバリエーションが少なく希望に合ったサイズが手に入らないことがあります。
UVカットラミネートフィルム-効果検証の結果は以下の記事でご覧いただけます。 ⇒ 【必見】プリントした写真の劣化を防ぐラミネート加工の実力を徹底検証 【必見】プリントした写真の劣化を防ぐラミネート加工の実力を徹底検証 mimayury.com 性能とサイズの関係フィルムの 厚さ や 硬さ といった 特殊な性能 のものを探す場合もサイズの種類は少なくなりますが、そんな中でもUVカット効果が高い 「紫外線99%カット」 などを売りにしている商品も 特殊な性能 に当たります。
私は写真などをラミネートすることが多くこれまでUVカットの効果が高い 「写真サイズ」 のラミネートフィルムを探してみましたが一般的には流通していないようでよく見かけるのは A4かA3のサイズのみ のようでした。
2通りのラミネート方法
それでも A4やA3 以外 のサイズ で尚且つ UVカット効果の高い ラミネートをしたい場合はどうすればよいでしょう。
1.決まったサイズのものを使う方法メーカー情報では 「 フィルムの余白は5㎜以下」 とありますので素材に合ったサイズのものを使うことが基本になります。 ※基本= A4フィルム には A4用紙 を使用する ただ状況によってサイズ違いでラミネートしなければならない場合は
捨て紙を挟んだり別の用紙でカバーするなど ローラーに巻き込まれにくくする 方法もあると記載されています。
使い方と注意点その他にもラミネートをする上でいろいろな注意事項がありますが今回のように A4サイズのフィルム で L版の写真 をラミネートする場合は余白が大きすぎるので、なるべく余白が少なくなるようにしなければなりません。
取り扱い説明書には余白が大きい場合 「捨て紙を挟むなどして余白が大きくならないよう調整する」 といったように書かれているので外周やその他の隙間がなるべく5㎜以下になるように素材を配置する(写真で埋め尽くす等)といった方法になります。
・実際にざっと並べてみたらこんな感じになりました。
ローラーに巻き付きにくくするためなるべく余白が横一線にならないように配置するのがポイント
また、何もはさまないフィルムのみの使用もNGとされています。
私の妙な好奇心から試しにフィルムのみで入れてみた結果 中のローラーのところでフィルムがよれて詰まってしまいました。 電源を切って冷めてから引っ張り出せたので機器の故障とまではいきませんでしたが 場合によっては完全に壊れてしまうおそれがあります。
決まったサイズのものを使う時の問題点はじめの頃は、この捨て紙を挟む等の方法でサイズ違いのものをラミネートしていましたが 余白で作られた余り物 がどんどん生成されてしまうのも事実です。
本を読む時に使う栞やメモ用紙の下敷きなど余り物の使い道をあれこれ考えて使っていましたが結局ゴミになってしまう事が多く 「これはもったいない!」 大問題です。
場合によってはこんな勿体ない状況もあり得ます。
2.素材のサイズに合わせて切る注)ここからの「フィルムをカットしてからラミネートする方法」は メーカー非推奨 の内容になります。
素材のサイズに合わせてフィルムをカットする余白を無くして、余った分は次の時に使うという方法。
例えば A4サイズ のラミネートフィルムを 写真サイズに切って使う という考え方です。
基本的にNGですがこれは、各メーカーの記載でも 「カットして使用しないでください」 とありますので基本的にはやらないほうがいい方法です。
ただ、そうは言っても1枚、2枚の写真だけをラミネートしたい時もあるし余白の部分は無駄になってしまうので 「もったいない」 というのが個人的に強く感じているところです。 素材のサイズに合わせてカットする場合の問題点ラミネートフィルムは通常 1つの辺がすでに圧着されていてフィルム自体がズレにくくなっています。 それによってラミネーター(機械)にも挿入しやすく仕上がりも表裏がぴったりと合ってきれいなものになるといった仕組みです。
そのため少なくとも挿入する側はしっかり圧着されている必要があります。
好きな大きさでラミネートする
しつこいようですがここからは完全に 「自己責任」 の領域。余白という無駄をなくして好きなサイズにカットしてラミネートするという作業になります。
★好きなサイズに切って使うと言ってもこれはやめておいた方がいいという注意点もあります。
① 名刺より小さいサイズはNG ラミネーター(機械)に表示されている最小サイズが名刺サイズということもありますがそれより小さいサイズだとローラーで挟んで送り出すまでの長さが足りずローラーに巻き付いてしまう可能性が高くなると考えられますのでNGです。
② 複雑な形に切ったものはNG 星形のように鋭利に尖った部分がある形にフィルムを切ってしまうと仮止めできる部分も少なく、これもラミネーターに挿入した時にローラーに巻き付いてしまう可能性が高いと考えられますのでやめておいた方が無難です。
※ ラミネーターにフィルムを挿入した時 中のローラーに巻き付いてしまう可能性があると考えられる大きさや形にはしないようにする。 複雑な形のものはラミネートした後に、形に合わせてカットするようにしましょう。
ラミネートフィルムをカットするラミネートした時全体がしっかり接着されるようにラミネートする素材より少し大きめに切ります。
ラミネートフィルムをカットする時はなるべく ズレないように切る のがポイントです。 淵の部分を数か所クリップのようなもので固定 してから切るとズレを少なく抑える事ができます。また、もう一つの方法としてはハサミで切るより台紙のようなものの上に置いて しっかり押さえながらカッターで切る とキレイに切ることができます。この場合も淵をクリップのようなもので固定しておくといいと思います。
フィルムの仮止めラミネーターへ挿入しやすくするために挿入する側となる1辺の仮止めをします。
そこで使用するのが シーラー と呼ばれている電気でヒーター線を熱くしてその熱でビニール袋の口などを溶着させて閉じる機械です。
用途別に見るとこんな商品もあります。 というおススメのシーラーをご紹介します。 他の事にも使える汎用性のあるシーラーをお探しの方は参考にしてみて下さい。 ⇓ ⇓ ⇓ 業務用から一般家庭用まで様々な仕様のものがあります。 大きなサイズまでカバーするには小型の業務用があると便利です。 ・電池要らず・充電式でコンパクト設計。食べかけお菓子の保存に最適 食材の保存にも使うには真空パック機能が付いたものがおススメです。 仮止め手順 注意! 熱を利用する機械なので、とにかくヤケドをしないように気を付けてください。 仮止め手順とポイント仮止めする時のポイント 淵ギリギリの位置をシーリングしようとするとズレたりうまく圧着できなかったりするので 端から2㎜~3㎜程度空けるイメージ でシーリングします。
手動でスライドさせて動かすので 安定しにくいという難点があります。 はみ出たりしないように気を付けながらできるだけ真っすぐシーリングしましょう。
真ん中から端に向かって半分ずつ二回に分けて作業をしたら綺麗にできました。・まずは中央部分から端に向かって半分をシーリングします。
少しずつ修正しながらでも ゆっくり進めるのがコツ です。
・反転させて再度中央から端に向かって反対側の半分をシーリング
【気になる部分を修正したい時】
・気になる部分もう一度しっかり挟めば、すぐに修正できます。
・端までシーリングできたか確認したら尖った角を少しカットします。 これもローラーへの巻き込み防止対策です。
・シーリングしていないところでズレた部分があれば切って修正します。
「仮止め」とは言え不具合発生を防止するためにとても重要な作業になりますのでできるだけしっかりと形を整えるようにして下さい。ラミネーター加工
・素材を間にセットしたら 先ほど手動でシーリングした辺の方から 真っすぐラミネーターに挿入していきます。
・排出
形を整える素材の厚さによっては淵に沿って 0.5mm程度の密着していない部分 が残ることがありますので 2mm程度余裕 を残しつつカットします。
・形をきれいに整えて完成です。
余ったフィルムの保管まとめ
この方法なら規格サイズに関係無く好きな大きさでラミネートができて 「高価なUVカットフィルムで写真1枚だけラミネートしたい」 なんて時にはもってこいだと思います。
気になる写真ラミネートの劣化防止効果は? 実際の検証結果を以下の記事でご紹介しています。 【必見】プリントした写真の劣化を防ぐラミネート加工・その実力を徹底検証 【必見】プリントした写真の劣化を防ぐラミネート加工の実力を徹底検証 mimayury.com「ご自分での作業に自信が無い、たくさんの写真を加工する時間が無い」 という方は専門の写真屋さんにご依頼されてみるのも一つの方法です。 プロの仕上がりでしっかりとラミネート処理をしてくれますし フォトブックの制作や、その写真に合った保存方法を教えてもらったりもできますので 一度ご相談してみるのもいいかもしれません。
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