キッズテニス基礎練習「ボールリフティング(玉突き)」
キッズテニス基礎練習「ボールリフティング(玉突き)」

キッズテニス基礎練習「ボールリフティング(玉突き)」

テニスを始めたばかりの子供から、上級者になるまでずっとやり続ける練習があります。 それは玉突きというラケットでボールを扱う練習。 基本中の基本でありながら1人でも室内でも出来る練習となります。 テニスに慣れたい方から、テニスを上達したい方まで、日ごろから行っておきたい練習となります。

ボールリフティングはテニスを始めたばかりの子供には最適な練習と言えます。 単純にボールを下に突いたり、ラケットの上でバウンドさせたりするだけなのですが、それだけでラケットを持つ筋力やボールの跳ね方、手首や腕の使い方を習得することができます。 すべてテニスの基礎となる部分ですので、テニスをはじめたら必ず導入したい練習です。 またこの玉突き練習は10回以上出来るようになってくると簡単に30回50回と数を伸ばせるので、成功体験をさせるという意味合いでも子供向きです。

さらにリフティングの回数ができるようになってくると練習の質が変わり、集中力を養うトレーニングへと変化してきます。 常にボールを見つめる、同じ動作をする、体をコントロールする、これには高い集中力が必要です。 ですから練習を始める時や試合の前など、集中力を高めたい時(コンセントレーション)にもボールリフティング(玉突き)は有効と言えます。

玉突き練習のやり方

テニスの玉突き練習は、サッカーで言うとリフティング、野球で言うと素振りなどに似ていて、ウォーミングアップや感覚の確認で行われることが多いと思います。 しかし家で毎日リフティングをしている子供はテクニックが高いように、毎日素振りをする子供はミートが上手いように、基礎練習は必ず応用に繋がっていきます。 テニスが上手くなりたいと思う子供には、毎日短時間でもいいので玉突き練習をさせたほうが良いでしょう。 うちの子供も幼稚園や小学校から帰ってきて、最初に行う練習は玉突き練習からとなります。

テニスを始めて間もない子供の場合は、難易度の低い下向きの玉突きから始めると良いと思います。 まずは親がお手本を見せて、どういうことをするのか目で理解させてからやり方の説明をするようにしましょう。

ワンバウンドしたボールをラケットで叩きましょう。 最初は1回だけでもOKです。 どれくらい力を入れるとどれくらいボールが跳ねるのかを体験させていきます。 (幼稚園児~2年生くらいまでならラケットは両手、力のある子は片手でラケットを持ちましょう。)

ボールリフティングは2回目3回目4回目…と、同じ動作の繰り返しですから、1回成功から2回連続成功させることが一番の難所で時間が必要となります。 上手く連続でできない場合は、ボールを下に叩いて2バウンドでまた叩くというように、間隔を空けて練習させるのも良いでしょう。

下の玉突き練習ができるようになってきたら、次はラケットの上で行うボールリフティングです。 まだボールをトスしてスタートするのは難しいと思いますので、はじめはボールをラケットの上に置いた状態で始めると良いと思います。 ラケットを上に降り、ボールを上げられるようになったら、最初は床に1バウンドさせて、戻ってきたボールをもう1回リフティングをする、という練習をしましょう。 真上にボールを上げる感覚や力加減を掴むまでには少し時間がかかりますので、毎日少しずつ練習するようにします。 ワンバウンドでリフティング練習させる時は、膝の使い方も教えると良いでしょう。

安定して上にボールを上げられるようになってきたら、1段階レベルを上げて、床にバウンドさせないラケットの上でリフティングをさせてみましょう。 最初は、あちこちにボールが飛んで行ってしまうはずです。 これは子供がボールを見ているようで見ていなかったり、ラケットを適当に動かしていることが原因となります。 ポイントはボールを見続けること、そしてラケットの真ん中で打つことに意識を集中させること。 ボールがフレームなどに当たってしまったときは「今どこに当たったか分かる?」と聞いてみて、子供がボールを見れているか確認してみると良いでしょう。 また手とラケットだけを動かすのではなく、しっかりと足を使って落下地点に入ることも重要となりますから、手だけでコントロールしようとしている時は足も動かすように意識させてみてください。

・レベル1 ラケットの表で打ったら次は裏返しにして打つ、またラケットを表に戻して打つという両面を使ったリフティング。 この練習は1バウンドリフティングでもOKです。

・レベル2 ラケットのフレームを使ってリフティングをする。 これは大人でも難しいボールリフティングですが、練習していれば小学生でも出来るようになります。 これも最初は床に1バウンドさせてもOKです。

・レベル3 レベル1と2のミックスです。 表で打ったら次はフレーム、その次は裏、もう一度フレームを経由してまた表に戻すという繰り返しのリフティング。 かなり難しいですが、ここまで出来るようになったらボールの扱いは完璧といっても過言ではありません。

この記事を書いたのは

GRAP キッズテニスラボを運営している2児の父親、GRAPと申します。 テニス経験はゼロ。プロの映像を研究したり、様々なスポーツの練習方法を取り入れて、娘とテニスを楽しんでいます。

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