スリーフットレーンの外側を走って起こる守備妨害のルールを徹底解説!!
スリーフットレーンの外側をバッターランナーが走った時に起こる守備妨害がどのように適用されるのか説明します。また、ケーススタディも用意していますので、具体的な事例でルールの適用方法を理解することができます。
(a)打者アウト
打者は、次の場合、アウトになる。
(中略)
(11)一塁に対する守備が行われているとき、本塁一塁間の後半を走るに際して、打者がスリーフットラインの外側(向かって右側)またはファウルラインの内側(向かって左側)を走って、一塁への送球を捕らえようとする野手の動作を妨げたと審判員が認めた場合。この際は、ボールデッドとなる。
ただし、打球を処理する野手を避けるために、スリーフットラインの外側(向かって右側)またはファウルラインの内側(向かって左側)を走ることはさしつかえない。
引用元:2021年度版公認野球規則5.09(a)(11)
つまり、 スリーフットレーンの外側を走っても守備妨害に取られることはない のです。
スリーフットレーンの守備妨害に対するペナルティ- バッターランナーはアウトになる
- ボールデッドになる
- 他のランナーは投球当時占有していた塁に戻される
スリーフットレーンに関する公認野球規則をおさらい
インターフェアに対するペナルティ 走者はアウトとなり、ボールデッドとなる。
審判員が打者、打者走者または走者に妨害によるアウトを宣告した場合には、他のすべての走者は、妨害発生の瞬間にすでに占有していたと審判員が判断する塁まで戻らなければならない。ただし、本規則で別に規定した場合を除く。
打者走者が一塁に到達しないうちに妨害が発生したときは、すべての走者は投手の投球当時占有していた塁に戻らなければならない。
ただし、0アウトまたは1アウトのとき、本塁でのプレイで走者が得点した後、打者走者がスリーフットレーンの外を走って守備妨害でアウトが宣告されても、その走者はそのままセーフが認められて、得点は記録される。
【注】前記の〝打者走者が一塁に到達しないうち〟以下の段は、プレイが介在した後に妨害が発生した場合には適用しない。
引用元:2021年度版公認野球規則6.01(a)
これは、 投球当時に占有していた塁に戻されることなく、得点が認められる と理解します。
- バッターランナーはアウトになる
- ボールデッドになる
- 他のランナーは投球当時占有していた塁に戻される ただし、0アウトまたは1アウトで守備妨害の宣告よりも先に得点していれば、その得点は認められる
スリーフットレーンの守備妨害の完全な理解
- 守備妨害が発生する前に別のプレーが介在した時
- 守備妨害が発生する前に別のプレーが介在しなかった時
インターフェアに対するペナルティ 走者はアウトとなり、ボールデッドとなる。
審判員が打者、打者走者または走者に妨害によるアウトを宣告した場合には、他のすべての走者は、妨害発生の瞬間にすでに占有していたと審判員が判断する塁まで戻らなければならない。ただし、本規則で別に規定した場合を除く。
※このケースでは、以下の条文を無視する
- バッターランナーはアウトになる
- ボールデッドになる
- 他のランナーは妨害発生当時占有していた塁に戻される
- バッターランナーはアウトになる
- ボールデッドになる
- 他のランナーは投球当時占有していた塁に戻される ただし、0アウトまたは1アウトで守備妨害の宣告よりも先に得点していれば、その得点は認められる
スリーフットレーンの守備妨害ケーススタディ
ケーススタディ① 1アウトランナー3塁(その1)- 1アウトランナー3塁の場面でバッターはスクイズをした
- ピッチャーはその打球を捕球し、本塁へ送球せずに直接一塁に送球した
- ところが、スリーフットレーンの外側を走っていたバッターランナーにこの送球が当たったため守備妨害を取られた
- 三塁ランナーは、守備妨害が起きる前にホームインしていた
- 1アウトランナー3塁の場面でバッターはスクイズをした
- ピッチャーはその打球を捕球して本塁へ送球した
- 三塁ランナーは本塁でタッチアウトとなった
- その後、キャッチャーは一塁へ送球した
- ところが、スリーフットレーンの外側を走っていたバッターランナーにこの送球が当たったため守備妨害を取られた
- 0アウトランナー満塁の場面でバッターはピッチャーゴロを打った
- ピッチャーはその打球を捕球して本塁へ送球した
- 三塁ランナーは本塁でフォースアウトとなった
- その後、キャッチャーは一塁へ送球した
- ところが、スリーフットレーンの外側を走っていたバッターランナーにこの送球が当たったため守備妨害を取られた
- 守備妨害が起きた時、2塁ランナーは三塁へ到達していたが、1塁ランナーは二塁に到達していなかった
この記事のまとめ
- バッターランナーは原則としてスリーフットレーンの中を走る
- 守備妨害をしたバッターランナーはアウトになる
- スリーフットレーンによる守備妨害のペナルティは2種類がある
- この記事を書いた人
・歴40年以上3点セット -野球観戦歴 -阪神タイガースファン歴 -大阪在住歴 ・マニアックな野球ルールが好き ・審判は機会があれば毎回引き受けている ・Twitterもやってます
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