【春の夜の夢の浮橋とだえして峰に別るる横雲の空】徹底解説!!意味や表現技法・句切れなど
古代から日本人の心を映してきた短歌。 時代とともに、詠われる内容や、技法も変化しています。 今回は、鎌倉時代に編纂された勅撰和歌集「新古今和歌集」からという歌をご紹介します。 春の夜の夢
時流の変化で、後鳥羽院が失脚。不遇の身だった定家も、再び歌人として世に出るようになりました。しかし、後鳥羽院の恩を忘れたことはなく、鎌倉幕府の御家人、宇都宮蓮生から、別荘のふすまの装飾のために、有名な優れた和歌を書いた色紙の作成をしてほしいと依頼されたときに、後鳥羽院、その子順徳院の和歌を色紙にしたためたといいます。この色紙に書いたとされる 100 首の和歌集が、今はかるたで親しまれている『小倉百人一首』です。
70歳を超えても、和歌への情熱は衰えることなく、貞永元年 (1232 年 ) 、後堀河天皇から勅撰和歌集編集の命が下り、 3 年の歳月をかけて『新勅撰和歌集』を編集しました。
仁治 2 年 (1241 年 ) 、 80 歳で死去したと言われています。
「藤原定家」のそのほかの作品
- 見渡せば 花も紅葉も なかりけり 浦の苫屋の 秋の夕暮れ
- 駒とめて 袖うちはらふ かげもなし 佐野のわたりの 雪の夕暮れ
- 来ぬ人を 松帆の浦の 夕なぎに 焼くや藻塩の 身もこがれつつ
- かきやりし その黒髪の すぢごとに うちふすほどは 面影ぞたつ
- 大空は 梅のにほひに かすみつつ 曇りもはてぬ 春の夜の月
- 旅人の 袖ふきかへす 秋風に 夕日さびしき 山の梯(かけはし)
- 【駒とめて袖うちはらふかげもなし佐野のわたりの雪の夕暮れ】徹底解説!!意味や表現技法・句切れなど
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- 1 「春の夜の夢の浮橋とだえして峰に別るる横雲の空」の詳細を解説!
- 1.1 作者と出典
- 1.2 現代語訳と意味(解釈)
- 1.3 文法と語の解説
- 2.1 句切れ
- 2.2 本歌取り
- 2.3 体言止め「横雲の空」
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