長覚寺|柏市若柴にある真言宗豊山派寺院
長覚寺|柏市若柴にある真言宗豊山派寺院の東光山長覚寺の案内、縁起と所蔵の文化財などを各種資料等からの引用を交えて紹介。下総三十三ヶ所観音霊場
新板東第八番札所として、正観世音菩薩が安置されています。 縁起では、行基上人(奈良時代に活躍し、東大寺建立にも尽力した人)が遍歴の途中、この地若柴を訪れた時、突然金色の光明の中に観世音菩薩が出現しました。上人は霊木を探し、観世音菩薩像を彫り、祠を建てて安置したとあります。 江戸時代には軍事的にも普段の生活でも、馬は非常に大切にされていました。このようなことから、観音信仰が一般の人々の間にも盛んになると、石碑に「馬頭観音」の名が刻まれて、街道筋に建てられたりしました。 このお堂は、近年修築されて昔の面影が失われていますが、床を高くした入母屋造りで、流れ向拝をもつ、三間四面の小柄なものです。寛政元年(一七八九年)の建築と伝えられています。また、この観音様は明治・大正時代は大変に栄え、縁日には近郷近在はもとより、遠く茨城県や埼玉県からも馬に化粧をして手綱を引く人などが多く集まり、見せ物小屋などもでて大変賑わったということです。(柏市教育委員会掲示より)