極楽鳥花植物園 Strelitzia Botanical Garden
極楽鳥花植物園 Strelitzia Botanical Garden

極楽鳥花植物園 Strelitzia Botanical Garden

ジャンボニンニクの地植え栽培をを取り上げています。

    基本条件
  • 栽培可能地域:日本全国。耐寒性は十分あるので、北海道でも栽培可能。
  • 栽培適地:暖地。暖かい条件の方が大玉になり易い。寒冷地の場合ハウスの方が良く育つ。路地ではポリマルチを敷き少しでも地温が高くなるように努める。
  • 畑は日当たりと、水はけの良い場所が適する。しかし、ジャンボニンニクは性質が丈夫なことから水はけの悪い畑でも高畝にすることで十分栽培、収穫することが出来る。また、以前ジャンボニンニクを作ったことのある場所でも問題無い。ジャンボニンニクは連作が可能です。
  • 種鱗片の購入:今は多くの種苗会社で扱っているので手に入れ易くなった。値段は500gで1,500円~3,000円。個数単位で販売していることもある。一片が大きいものほど収穫時大きなニンニクになる。

    土作り:初めて野菜を作る畑:
  • 堆肥を1㎡当たり2~3kg。又は、5坪当たり40リットル。苦土石灰を1㎡当たり50~100g、野菜用化成肥料を同50~100g散布し、深さ15~30cm耕起して地表を均す。
    何年も野菜を作っている畑:
  • (a)堆肥同上、BM溶燐1㎡当たり50~100g、苦土石灰1㎡当たり50~100g
  • (b)堆肥無し、BM溶燐1㎡当たり50~100g、苦土石灰1㎡当たり50~100g
  • (c)堆肥を同上のみ
  • 全く元肥無しの何れか。耕起等は同上。
  • (3)(4)写真の場所は以前にいろいろ栽培したことがあるため、例2の(a)で、あえて窒素系肥料は投入していない。
  • 窒素控えめで燐酸と石灰主体がポイント。また、堆肥等有機物を多めに施用しふかふかの土にした方が収穫が楽になる。
  • 定植時期:9月から10月。夏の暑さが一段落した時点で植えて差し支えない。冬季寒さの厳しい地域は早めに植える。本格的な寒さが来る前に十分根を張らしておかないと、枯らしたり、鱗片が十分肥大しないことがある。
  • 定植間隔:は25cm以上(5)。(6)(7)植え深さは種鱗片の2倍位が目安。(種鱗片の上にその鱗片と同じ高さに土がかぶる程度。)寒冷地で浅植えでは寒さの影響を受けやすくなる。逆に深植えでは収穫に苦労する。(8)再び土を均して終了。雑草、乾燥防止で籾殻、藁、落ち葉等でマルチングを行っても良い。
    定植後の状態、及び管理
  • 涼しくなってくると地表に芽を出し始める。冬期間は葉を3枚くらい展開している。翌年4月頃、とう立ちし(上に伸び始め)、つぼみを伸ばし後にピンク色の球状花を咲かせ、地下では鱗片を肥大させる。
  • 収穫時期:6月から7月。暖地ほど早く寒冷地は遅い。寒さが厳しい地域になればなるほど、畑の占有期間が長くなる傾向はある。その割に玉(鱗片)が大きくならない。
  • 作業:草取り。
  • 病害虫:害虫は茎を食い荒らす虫。及びヨトウムシ。病気はウイルス病。実際には防除、駆除のために薬剤散布は行っていない。
    今月の管理
  • 状態:ゆっくり成長する。
  • 作業:草取り。
  • その他:害虫駆除。
    今月の管理
  • 状態:ゆっくり成長する。路地では停滞気味になる。
  • 作業:草取り。
  • その他:
  • 病害虫:病害虫防除、駆除。実際には放任。
    今月の管理
  • 状態:ゆっくり成長する。路地では停滞気味になる。
  • 作業:草取り。
    今月の管理>
  • 状態:ゆっくり成長する。路地では停滞気味になる。
  • 作業:草取り。
  • その他:一般種は赤さび病は出ているものの薬剤散布は行っていない。このままで行けば、収穫できても小さなものしかできない。
    今月の管理
  • 状態:気温の上昇で成長を早める。主な変化は株元が太くなる。葉幅が広がる。後に薹立ちする。
  • 作業:草取り。
  • その他:一般種は赤さび病は出ているものの薬剤散布は行っていない。このままで行けば、収穫できても小さなものしかできない。
    今月の管理
  • 状態:気温の上昇で成長を早めている。草丈が高くなった。間もなく薹立ちする。
  • 肥料:追肥は与えていない。元肥だけで収穫まで与えない。
  • 作業:草取り。
  • その他:薬剤散布は行っていない。このまま収穫まで管理するつもり。
    今月の管理
  • 状態:急速に茎が伸び、つぼみを伸ばす。そのままにしておけばピンク色の花を咲かせる。まだこの時期は鱗片の肥大は見られない。今後の二ヶ月で大きく肥大する。
  • 肥料:追肥は与えていない。元肥だけで収穫まで与えない。
  • 作業:草取り。
  • その他:つぼみは早めにつみ取る。害虫が付いたものの、薬剤散布は行わずに手で取る。
    今月の管理
  • 状態:茎の伸びや葉の展開は無い。先月からこの時期にかけて鱗片の肥大が見られる。今月中旬以降葉が黄変し収穫期を迎える。
  • 肥料:与えない。
  • 作業:草取り。
  • その他:害虫が付いたものの、薬剤散布は行わずに手で取る。
    今月の管理
  • 状態:下葉から徐々に黄変し、枯れ上がる。この時点で鱗片の肥大は終わっている。後に全ての葉、茎が枯れる。堀り上げは下葉が枯れ始め、残っている葉も色が薄くなってきたときに行う。上記(1)写真参照。
  • 収穫:鱗片を傷つけないように掘り上げる。茎を持って引っ張っても抜けないときはスコップで掘り上げる。
  • 掘り上げたニンニクの管理:日に当てない様に乾かす。食用にする場合、明るい場所へ吊しておくと緑色に変わってしまい、食感も変わってしまうので、暗い場所で乾燥、保存することが望ましい。種用にするものは日に当たっても問題無い。
  • その他:出荷する場合は、根を切り落とすが、自家消費用であればそのままで良い。
    今月の管理
  • 状態:休眠期。夏の盛りを過ぎて涼しくなるまでは動きはない。
  • 掘り上げたニンニクの管理:乾燥した暗所で保管。後に完全に乾いたら鱗片をばらして大きさ別(大中小)に選別する。その中で一番大きいものを種球とし、中以下の大きさのものを食用に回す。食用にも向かないほど小さなものは植えて将来の種として育てる。
  • その他:掘り上げてから青カビが生えたり、腐敗臭を伴って傷んでしまうのは肥料過多のため。適正施肥条件下では、収穫後吊して干さなくても傷んだりしない。上記(1)の通り。燐酸やカルシウムは多めでも悪影響は少ないが、窒素成分は収穫時期にはほとんど肥切れ状態の施肥設計で栽培したい。
    今月の管理
  • 状態:休眠期。夏の盛りを過ぎて涼しくなるまでは動きはない。
  • 掘り上げたニンニクの管理:乾燥した暗所で保管。