【ドリルの知識】シンニングや先端角度の特徴と用途を説明
やる気のある新人君 マシニングセンタで毎日ドリルで穴あけてる新人オペレーターです。 先輩から、ドリル…
- ソリッドドリル
- 切れ刃も、柄の部分も一体の工具材料から作ったドリル。無垢ドリル。
- 研ぎ直したり、再研磨できます。
- 付刃ドリル
- 切れ刃の部分に超硬などの他の材料をろう付けしたドリル。
- 切れ刃部分を研磨して再利用します。
- 差込ドリル
- ボディをシャンクに差し込むドリル。ろう付けや圧入などで接合する。
- 市販ではあまり見かけないタイプです。
- 刃先交換式ドリル
- インサート式(チップ、スローアウェイ)のドリル。
- インサートの交換して使います。インサートの数は2枚が一般的です。
- 高能率
ドリルのシンニングとは?
なぜシンニングが必要なのか? 4種類のシンニングとその用途X型(クロス)が最も一般的なシンニングです。図のように中心のチゼルエッジが短いほど切削抵抗が小さくなります。
先端角とねじれ角の働きについて
先端角度の違いにはどんな効果があるの?- 先端角118° → 直径*0.3
- 先端角120° → 直径*0.289
- 先端角130° → 直径*0.233
- 先端角140° → 直径*0.182
ドリルの切削条件と加工の方法
ドリルの切削条件- 切削速度 20m/min
- 送り量 0.05~0.3mm/rev(直径の2%程度が目安→0.02D)※加工の際はワークを十分にクランプしてください。
- 深さ直径の3倍(3D)まではG73(高速深穴ドリルサイクル)で加工、それ以上はG83(深穴サイクル)で加工してます。
- 切込みQは2~4です。
通常のハイスのソリッドドリルを使う場合は、穴がズレないようにセンタードリルで小さく浅い穴をあけます。具体的な目安は直径は5mm以下、深さは直径と同じぐらい加工します。
ドリルの研ぎ方
まとめ :【ドリルの知識】
5つのドリルの種類
シンニング
- 切削抵抗の低減と食い付き、切りくずの排出を良くする働きがあります。
- 主なシンニングのとしてX型、XR型、S型、N型の4種類あります。
先端角度とねじれ角
- 先端角は一般的には118°で先端の高さは直径*0.3(0.3D)で求められます。角度が大きいほど、刃先強度が上がり硬い材料の加工に適しています。
- ねじれ角は大きいほど、軟質材に向き、小さいと高硬度材で使います。
ドリルの切削条件と使い方
- 一般的なハイスのドリルで炭素鋼S45Cを加工する場合は以下の条件で加工してます。
- 切削速度 20m/min
- 送り量 0.05~0.3mm/rev(直径の2%程度が目安→0.02D)
- 深さ直径の3倍(3D)まではG73(高速深穴ドリルサイクル)で加工、それ以上はG83(深穴サイクル)で加工してます。
- 切込みQは2~4です。
- 穴の精度を上げるにはセンタードリルやガイド穴、必要なら加工面を平らにしてからドリル加工をします。
ドリルの研ぎ方
【ドリルの基礎】はいかがでしたか?ドリル加工は機械加工でよく使う加工で簡単なようで奥の深い加工です。この記事を参考にしていただければ嬉しいです。最後まで読んでいただきありがとうございます。
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