鉛筆のトーンとタッチ
鉛筆のトーンとタッチ Hと3Bの鉛筆で描いたグラデーションを比較してみて下さい。だいたい同じ力加減で塗ってみました。同じ力を入れても、Hは硬いので3Bほど濃い色が出ません。そして、塗った感じがペタッとしています。一方、3Bは柔らかいので濃い色を出しやすいですが、薄い色を表現した時の鉛筆の定着が弱く、ある程度力を入れないと塗った感じがボサボサしてしまいます。よって、以下のことが言えます。
Hと3Bの鉛筆で描いたグラデーションを比較してみて下さい。だいたい同じ力加減で塗ってみました。同じ力を入れても、Hは硬いので3Bほど濃い色が出ません。そして、塗った感じがペタッとしています。一方、3Bは柔らかいので濃い色を出しやすいですが、薄い色を表現した時の鉛筆の定着が弱く、ある程度力を入れないと塗った感じがボサボサしてしまいます。よって、以下のことが言えます。 ■ 硬い鉛筆 は 薄い色 を出すのに適している。(白っぽい固有色、光の当たる部分) ■ 柔らかい鉛筆 は 濃い色 を出すのに適している。(黒っぽい固有色、影色) ■ 硬い鉛筆 は ツルッとした質感 を表現するのに適している。(お皿、ガラス等) ■ 柔らかい鉛筆 は ザラついた質感 を表現するのに適している。(木の幹、タオル、ぬいぐるみ等) デッサンでは、 鉛筆の硬さを使い分けて、色や陰影そして質感を表現することが 大切です。
鉛筆のタッチ
様々な表現をしてみましょう! 鉛筆はトーンだけでなく、使い方次第で色んな質感的や印象を表現することが可能です。 鉛筆の塗り分けは物の描き分けに必要 ですので、色々と試して特性をつかんでみてください。 鉛筆を立たせて描く ①Hの鉛筆 …鮮明で固い印象。/③3Bの鉛筆 …強く引き締まった印象。 鉛筆を寝かせて描く ②Hの鉛筆 …固く引き締まった印象。/④3Bの鉛筆 …粗く柔らかい印象。 鉛筆を加算させる(重ねる) ⑤①+③ …鮮明で軽い印象。 ⑥④+① …ぼやっとしながらも引き締まった印象。 ⑦④+② …ぎっちりしていて重い印象。 鉛筆を減算する(擦る・消す) ⑧ティッシュで擦ったもの …鈍くてぼやけた印象。 ⑨ねり消しゴムで消したもの …ほんわかして柔らかい印象。 ⑩プラスチィック消しゴムで消したもの …きりっとしたシャープな印象。色んなタッチで、様々な表現を生み出せます。また、使う鉛筆の硬度によって印象も変わってきます。 ●鉛筆を立たせて描く ●鉛筆を寝かせて描く ●直線を描く ●曲線を描く ●点で描く ●線で描く ●面で描く ●方向をそろえて描く ●バラバラな方向で描く 様々な トーン と様々な タッチ を駆使して、あらゆるものを表現できます。まずは鉛筆の特性を知って、モチーフごとに表現を使い分けるように試みてください。とにかくたくさん描いてみるのが大切です。 ↓鉛筆の練習帳として使えるスケッチブックです。
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