プリンタのインク詰まりを直すには圧力が必要だった -ヘッドのクリーニング方法
前回の続きです。 プリンタの洗浄はお湯か洗浄液か CANON pro9500 インクの詰まりを直す - JJsの日記 迷いと失敗何度もプリンタヘッドを洗浄液に浸して、インクが溶解するのを待っていましたが、 一向に直る気配がありません。これを一週間続けても直る気がしないので、 お湯につけることにしました。 洗浄液を湯煎したり、プリンタヘッドをお湯につけてインクが溶けるのを待ちましたが、 ほとんど効果が得られず。 まる2日ほど何回も洗浄しました。→最後の2色(MBK,M)がどうしても詰まりが取れず。 上の画像のようにジャブジャブ洗うと壊れる可能性がありますのでご注意を。 洗浄方法を考察いろんな掲示…
そうなると方法は簡単。注射器を使ってヘッドメッシュ(交換インクとプリンタヘッドの接点で、インクを注ぐ口)へ あふれるほどの洗浄液を注ぎ込む。事前にプリンタヘッドの噴出ノズルも洗浄液で浸しておく。 そうすると注射器のノズル口とヘッドメッシュの大きさが多少違っても、注射器のノズル口を 手に持って、ヘッドメッシュに抑えこんだ状態で吸い込めば、きちんと圧力がかかる。 洗浄液が表面張力によってヘッドメッシュと噴出孔を覆い、注射器によって吸い込まれる圧力が きちんとインク通路にかかるためだ。
あら不思議、あれだけ洗浄液を浸したり、洗浄したり、お湯につけたりしても直らなかった インクがズブズブと注射器に吸い込まれます。 キヤノンの顔料インクプリンターだけ直らない確率が高い理由は、 洗浄液を売っているメーカーの説明書にも、キヤノンには注射器は不要と書いてあるし、 注射器のノズルとヘッドメッシュの大きさが違うから、吸いだせるはずがないと、 最初からやらなかった人が多数おられるのではないかと推測されます。
もう少し考えてみると、インク通路内に圧力がかかればいいので、 プリンタヘッドを外して、2、3mm水に浸した容器に噴出孔側を浸け、ヘッドメッシュ側が 表面張力で液体があふれる状態にすれば、水だっていいわけです。
あとは十二分に乾燥させて、プリタヘッドにある回路がショートしないように気をつけます。 狭い隙間に入った水分は、表面から見た以上に乾燥に時間がかかります。 防湿庫を持っている方は中に入れて乾燥するまで待つとよいでしょう。 今回は陰干しで待つのも面倒なので、扇風機で粗方乾燥させ、防湿庫に入れました。
これで詰まりは十分に直ったはずで、あとはプリンタヘッドをプリンターにはめ直して インクをセットするだけです。 さて、パソコンとプリンターを接続し、プリンターの設定を確認するわけですが、 ここからもう少し苦労が待っていました。
2014年12月3日 追記 現在は最初から詰まりにくい(まだ詰まったことがない)レーザープリンターを 2台使っています。写真画質では多少染料に劣るものの、詰まりを含めたランニングコストでは 圧倒的にレーザープリンターがよいです。
カラープリントではNECのMultiWriter 5600C PR-L5600C、 モノクロプリントではNECのMultiWriter 5000N PR-L5000Nを使っています。
動作中の騒音はやや大き目ですが、プリントする速度が圧倒的に早く、 もうプリントできたの?と驚くほどです。顔料インクに比べると、最初からほぼ 乾いているのもいいです。インクジェット商法に飽き飽きになった方、 年に一度、年賀状の頃しかプリンターを可動させない方には本当にお勧めです。