農家が教えるオリーブの剪定方法 「強剪定」「間引き剪定」「切り戻し剪定」の時期や、剪定枝を使った増やし方まで徹底解説
農家が教えるオリーブの剪定方法 「強剪定」「間引き剪定」「切り戻し剪定」の時期や、剪定枝を使った増やし方まで徹底解説

農家が教えるオリーブの剪定方法 「強剪定」「間引き剪定」「切り戻し剪定」の時期や、剪定枝を使った増やし方まで徹底解説

食用のほか、観賞用としても人気の高いオリーブの木。庭木や鉢植えで育てている人も多いのではないでしょうか。生命力が強く、地植えにするとすくすくと大きく育ってくれるのが特徴的なオリーブですが、樹勢が強すぎて枝葉が茂りすぎてしまうということも。ボ

オリーブの剪定を成功させるには、時期と方法を正しく理解することが重要です。 2月~3月に強剪定を実施します。この時には木の骨格を形成するために大胆な剪定を行います。 3月~4月には間引き剪定を行い、木の成長や見た目に影響を与える不要な枝を取り除きます。 さらに、5月~10月には切り戻し剪定を実施し、伸びすぎた枝を整えて形を美しく保ちます。花や実がついている枝は切らないようにすることがポイントになります。

オリーブの剪定に必要なもの

実際にオリーブの木を剪定する時、必須の道具は次の通りです。 ・剪定バサミ(小さな枝に使用) ・軍手 ・癒合剤(切り口の消毒と治癒の促進のために使用) また、必要があれば下記の道具も購入すると後々便利です。 ・刈り込みバサミ(高い位置の枝や固い枝に使用) ・剪定のこぎり(太い枝や主幹を切り落とす際に使用) ・脚立(高い位置の剪定に使用)

オリーブの剪定のコツ

理想の形を決める 直立型 開帳型 下垂型 枝を切る際は、芽の上5mmで切る 切り口は癒合剤で保護する

剪定後、切り口を放置せずに癒合剤を塗布することが大切です。癒合剤は樹木の傷口を保護し、傷口の治りも早めてくれる、キズぐすりのようなものです。 癒合剤を塗布せずに放置すると病気や木が枯れる原因になることもあります。癒合剤を塗ると、切り口にカルスと呼ばれる保護組織を形成し、ダメージを軽減してくれます。 塗る際には切り口にたっぷりと塗り、しっかりとふたをするようにします。さまざまな癒合剤がありますが、トップジンMが入手しやすく、使いやすさも簡単でオススメです。

幼木の剪定は避ける 剪定後に虫が出てきたら殺虫剤で対応

オリーブには、オリーブアナアキゾウムシ、ハマキムシ、スズメガがよく発生します。 オリーブアナアキゾウムシは、木の根元や下部に小さな穴をあけて木を食害します。 ハマキムシとスズメガは、柔らかい新葉を好んで食べてしまいます。

切るべき不要枝

・枯れ枝 ・ふところ枝 ・徒長枝 ・かんぬき枝 ・絡み枝 ・下り枝 ・胴ふき枝 ・ひこばえ ・逆さ枝 ・車枝 ・並行枝 枯れ枝

枯れ枝は文字通り、枯れてしまった枝です。 手で触れると、簡単にポキっと折れてしまいますし、見た目も乾燥していて枯れているのがひと目でわかるため、判別しやすい不要枝です。 木に残しておいても良いことはないので、取ってしまいましょう。

ふところ枝 徒長枝 かんぬき枝 絡み枝 下り枝 胴ふき枝 ひこばえ 逆さ枝 車枝 並行枝

具体的な剪定の方法と時期

強剪定 間引き剪定 切り戻し剪定

幹を太くするには

二股になってしまったら

切った枝を使って挿し木に挑戦

6月~7月、または9月(緑枝挿し) 2月~3月(休眠枝挿し) 挿し木の方法 ・オリーブの木から切り取った枝 ・剪定ハサミ ・挿し木を挿す鉢 ・挿し木用の土 ・鉢底ネットと鉢底石 ・水をためる容器 ・細い棒(土に穴をあける用) ・スコップ 挿し穂を作る 挿し穂の葉を調整する 切り口を水につける 挿し木用の土に植える 明るい日陰で管理する

まとめ

農家が教えるオリーブの育て方 剪定や追肥のコツとタイミングとは

鮫島 理央

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