火星で発見された人工物のような謎の構造体の正体は自然のトリックアートだった
火星で発見された人工物のような謎の構造体の正体は自然のトリックアートだった

火星で発見された人工物のような謎の構造体の正体は自然のトリックアートだった

太陽系で地球に最も似た惑星として知られている火星。この惑星には多くの探査機が送り込まれ詳しく調べられていますが

太陽系で地球に最も似た惑星として知られている火星。この惑星には多くの探査機が送り込まれ詳しく調べられていますが、その中で探査機が撮影した不思議なモノが数多く見つかっており、「もしかして火星人がいるんじゃないの?」と思わせるような怪しげな構造体のような物も撮影されているのですが、果たしてこれらは火星にいる(いた?)かも知れない生命体の痕跡なのか?いくつか例を挙げ正体に迫ってみたいと思います。 Sponsored Link

この記事でわかること
  1. 太陽系天体で最も多くの探査が行われている火星
  2. 探査機が撮影した数々の火星の構造体の正体とは?
    1. 火星文明説が疑われた初めての火星写真「人面岩」
    2. 火星の自然が造形した石や岩のトリックアート
    3. 巨大な正方形の構造物
    太陽系天体で最も多くの探査が行われている火星

    太陽系第4惑星で、地球のスグ隣りを公転している火星。人類が宇宙探査を行うようになった1960年代以来、この”隣りの惑星”には数多くの探査機が送り込まれ、詳しい調査が行われて来ました。そして現在もアメリカをはじめ、欧州宇宙機関(ESA)、中国等が探査を行っています。 そんな火星探査の方法は様々で、地球から望遠鏡を使って調べる方法はもちろんの事、火星軌道上に探査機を送り込んで上空から詳しい探査を行ったり、火星の地表に探査機を着陸させた表面や地下の探査、2000年代に入ってからは火星 の地表を走行して調査するローバー探査車や、火星の空を飛び回ったドローンも登場して大きな成果を挙げています。 火星探査が始まったのは古く、1960年代から2025年までに失敗を含めると実に40機以上の探査機が打ち上げられており、その中でも有名どころの探査機をいくつかご紹介しますと・・・。

    1. マルス1号(旧ソ連) :1962年、史上初めて火星へ接近した無人探査機でしたが、1億6,000万キロ飛行したところで通信途絶。
    2. バイキング1号、2号 (アメリカ):1976年、史上初めて火星地表着陸に成功したNASAの無人探査機。
    3. マーズ・パスファインダー (アメリカ):1994年、史上初めて火星地表を走行する探査車( マーズ・ローバー )を送り込んだ事で有名。
    4. オポチュニティ (アメリカ):2004年、火星地表で本格的な探査を行ったNASAのローバー。同時期に姉妹機 スピリット も着陸に成功し2010年に通信が途絶しましたが、オポチュニティは運用を続け2018年まで長期間の探査を行っています。
    5. キュリオシティ (アメリカ):2012年から火星地表で運用を開始し、今(2025年)も運用を続けるNASAの探査ローバー。このキュリオシティの長期運用によって、数多くの火星の情報をもたらてくれています。
    6. パーサヴィアランス (アメリカ):2021年、キュリオシティの後継機として最新の技術を搭載して火星に送り込まれた探査ローバー。生命の痕跡が最も高いとされるジェゼロクレーター付近に着陸し探査を行っています。
    7. エクソマーズ (欧州宇宙機関(ESA)):2017年、火星軌道上から調査を行っている探査衛星。この探査機には着陸実験モジュール(着陸機)も搭載されていましたが着陸に失敗しています。
    8. インサイト (アメリカ):2018年、火星の地表面に地震計と熱伝達プローブを装備した探査機。火星初期の地質学的進化の調査を行った事で有名となりました。
    9. インジェニュイティ (アメリカ):パーサヴィアランスに搭載され、史上初めて火星の空を飛ぶことに成功したドローン。合計72回飛行しましたが、翼(ローターブレード)が損傷した事で飛行計画は終了しています。 ※ 補足:地球上においてヘリコプターの飛行限界高度は6,000m程なのに対し、火星地表付近の大気圧は地球の高度3万メートル程に相当します。つまり、ヘリコプターと同じローターブレードで飛行するインジェニュイティが、火星での飛行実験に成功した事はとてつもない快挙なのです。
    探査機が撮影した数々の火星の構造体の正体とは? 火星文明説が疑われた初めての火星写真「人面岩」

    1976年、NASAのバイキング1号が火星に軟着陸する前に軌道上から撮影した一枚の写真。この写真は映画にも登場したほど有名な「Face on Mars(火星の人面岩)」で、ご存じの方も多いのではないでしょうか。

    「Image Credit:バイキング1号が撮影した火星の人面岩(NASA/JPL)」 近くにあるクレーターよりも大きな”人の顔”のように見える地形に、火星人・エイリアンによって造られた建造物ではないか?なんて騒がれたりもしましたが、その後の詳しい調査で正体が判明。実際は、光の角度や影の位置でそれらしく写ってしまった自然の丘で、2001年に火星に訪れたNASAの探査機マーズ・グローバル・サーベイヤーが撮影した高解像度画像で明らかになっています。

    火星の自然が造形した石や岩のトリックアート
    1. 地面に寝そべるリス
    2. 捨てられたスプーン
    3. 動物の骨
    4. 手招きする女性
    5. ニョキッと出た植物の化石
    巨大な正方形の構造物

    「Image Credit:NASA/JPL-Caltech/MSSS」 SNSでも拡散されたこの画像は、「本物の火星にある人工の構造物だ」と主張する人も現れ話題になりましたが、実はコレ!画像がコントラストや彩度が意図的に調整され、あたかも人工的な構造物のように見えるよう加工された所謂フェイク画像のひとつだそうです。 Sponsored Link

    火星には正体不明な構造体があるのも事実

    「Copyright c:DAHBOO77 All rights reserved.」 ここに映っている四角形のゲートのような穴。一見する限りではとても自然が造ったモノとは思えない形状をしており、オカルトマニアには「これらは異星人が作り上げたもので、火星を観察する人々から自らの姿を隠すためにこの構造物を創り上げた。」主張する人もあいる程、自然現象で造られたにしてはあまりにも幾何学的すぎるため大きな謎となっており、現時点ではNASAもまた、これについては正式な説明をしていないようなのです。

    このように、火星には多くの探査機が送られているとは言え、まだまだ謎の多い惑星である事は確かです。 そして、10~20年後には火星有人探査も行われる予定になっていますが、果たしてどこまで火星の謎を解明出来るのでしょうか? Sponsored Link

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