堺の街と時を歩み続けてきた「堺市立市(いち)小学校」/校長 山本先生
堺の街と時を歩み続けてきた「堺市立市(いち)小学校」/校長 山本先生

堺の街と時を歩み続けてきた「堺市立市(いち)小学校」/校長 山本先生

『堺の街と時を歩み続けてきた「堺市立市(いち)小学校」/校長 山本先生』の情報をご紹介!

山本先生:「豊かな人間性をそなえ、文化を受け継ぎ、創造する人となるための基礎を培う」というのが本校の教育目標です。「い・ち・の・こ」という文字合わせで、「いつも明るく元気な子」「ちからを合わせて生きていく子」「のびようと努力する子」「こん気よく自分で考え行動する子」をめざす子ども像としています。そうした子ども像を念頭におき、「確かな学力の定着と向上」「豊かに伸びる心の育成」「健やかな体の育成」、いわゆる知・徳・体の向上を図ることを重点目標としております。

豊かな子どもの心をそだてる「たてわり活動」

山本先生:「心を育てる」という道徳教育に力を入れています。これまでも道徳教育には取り組んでいましたが、2015(平成27)年度から、1つの中学校と3つの小学校で構成する「月州中学校区」で「豊かな心の育成事業」を合同で行なうこととなり、本校はその中心的な役割を果たしています。 道徳の授業の様子

山本先生:1年生から6年生まで20人ずつの集団で遊ぶ「たてわり活動」を週に1回行っていますが、これも道徳教育に繋がっています。6年生はリーダーとなって遊びを考えたり、低学年の面倒を見たりします。子どもどうしの関わる力・繋がる力が育つだけでなく、低学年の子どもは遊びを通じてできることが増え、高学年の子どもは自分が誰かを手助けできるという心の成長に繋がります。

山本先生:「マイスタディ市」は3・4年生を対象に毎週木曜日の放課後を使って行っている希望参加制の放課後学習です。現在は20人ほどが参加していて、活動には教師も関わりますが、学生さんやOBの方が主体となって教えてくれています。

山本先生:図書室の貸し出し冊数は年々増えていて、2010(平成22)年から現在では約3倍にも伸びています。これはいつでも利用できるように図書室に職員を配置したことと、授業でも調べ学習を推進している効果だと思います。もちろん本を読むことは大事ですが、調べ学習のように発展的な学習習慣に繋がっていることは効果が大きいと感じています。

地域の人々が見守る子どもたちの活動

山本先生:地域の方に40~50年ほど前に学校の敷地の一画を整備していただいた「いこいの森」でしょうか。街中の学校でも自然を失わないでほしい、という願いが込められていて、各種樹木や池や稲田があり、亀や鯉も泳いでいます。「いこいの森」のおかげで都会にありながら自然と触れ合い、セミの抜け殻調査や田植えから収穫などいろいろな学習ができます。

山本先生:歴史の長い学校ですので、地域の方々によって「市校振興会」という組織がつくられ、「いこいの森」の整備やクラブ活動の支援、図書の充実等、PTAと共に地域の方々が市小学校を支えようと積極的にサポートしてくださることは本当にありがたいです。そうした支援は子どもたちも感じ取っているように思います。こうした活動を評価され、2013(平成25)年には市小学校PTAが文部科学大臣から表彰を受けました。

山本先生:南海本線の「堺」駅からも本校が見えたり、市役所からも近かったりと、この辺りは非常に利便性が良いと思います。堺市はたくさんの史跡があり、鉄砲、包丁、お茶など名物も多くあります。海にも歩いてすぐに行ける距離ですし、知れば知るほど素敵な、魅力ある街だと思います。