タラの芽の育て方 春の“山菜の王者”を自家栽培で狙う!
タラの芽の天ぷら、あれって反則級にうまいですよね。毎春「今年は当たり年かな?」とソワソワして、結局スーパーでちょこっとだけ買って秒で消える。ただ、資料を追っていくとタラの芽(=タラノキの新芽)は、条件さえ押さえれば「空いた土地の活用」候補に
ここまで根ざし法について詳しく説明してきましたが、冬から春にかけて、土に植えずビニールハウスなどの暖かい場所で芽を出させる「ふかし促成」という栽培方法もあります。 具体的には枝を25~30センチに切り、温床(おがくず床または水浸法)で成長を促進させ(これを“ふかし”と言います)、新芽を出します。おがくず床の場合は20センチ程度の深さになるようにおがくずを入れ、十分に水を含ませます。水浸法の場合は3~5センチの深さになるように水を張ります。いずれも、切った枝を立ててビニールやポリのフィルムで覆います。 温度は地域や条件によっても異なりますが、腐敗を避けるため高温多湿にならないように注意することが大切です。 栽培を始めてからおよそ1カ月で収穫できますよ。
つまり:ふかしは「温度を上げればよい」ゲームじゃない。上げすぎると腐る。 だから:自分の設備条件に合わせて、まずは“腐敗しない範囲”を優先し、芽の伸びを見て微調整。データで見る現実:「繁殖力・盗難・草」がクセ者
タラの芽は人気が高い一方で、繁殖力が強く畑での生育管理が難しいことや、盗難のリスクがあることなどから、栽培が普及していないという面もあります。 ここは筆者の推論ですが、家庭でも“人目につく場所に植える”のは慎重にするのがよさそうです。明らかに家の敷地内であれば盗難も少ないでしょうが、野生の山菜なのか誰かが管理して所有している山菜なのかは、一般の人からは区別しづらいものです。 これは意外に多い事象で、筆者の敷地の道路沿いにあるクリの木も、成果物の7割ほどは盗難にあっています。元々日本で自生している原産の植物は、盗んでいるという感覚なく採取されてしまうものです。商売で植えている訳ではないので厳重に注意するのも気が引けますし、気持ちの良いものではありませんので、植えつける場所は気にしておいた方が良いかもしれません。
【まとめ】タラの芽栽培で押さえるポイント6つ
①日当たり最優先(陽樹) ②排水性・地下水位も重要(停滞水NG) ③増殖は「根ざし法」が現実解 ④1年目は雑草がラスボス ⑤収穫は10センチ前後、葉が開く前 ⑥収穫後は低く切って更新(切り返し・剪定) 読者の声を投稿するノウカノタネ つるちゃん
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