仏教由来の日常で使う言葉
仏教由来の日常で使う言葉

仏教由来の日常で使う言葉

仏教とは仏陀(ブッダ)が説いた教えのことで、修業を通して悟りを開き、この世界からの解脱を目指します。実は、その仏教の教えにちなんだ言葉や考えからできている言葉は、私たちの身の回りに数多くあるのです。例えば「ありがとう」「玄関」は仏教由来です

カルピスは カルシウムの「カル」とサルピスの「ピス」を合わせて作られた言葉 です。この サルピスとはインドの発酵乳製品サルピルマンダの1つ前の発酵段階のもの で、とてもおいしかったと言われています。そのことから、仏教ではサルピルマンダという言葉を「最上の教え」という意味で使用していました。そして、商品開発当初はこのサルピルマンダから「ピル」を取って「カルピル」と名付ける予定だったのですが、言いにくいとの助言を受けたため、代わりにサルピスから「ピス」を取って「カルピス」と命名されたそうです。

【がんもどき】

がんもどきには諸説ありますが、 肉や魚を料理に入れることを禁止されていた仏教徒が、鳥の雁(がん)に似せた味の食べ物「雁もどき」として食べていた という説が有力だそうです。

【玄関】

玄関は 「玄妙(げんみょう)な道に入る関門」 からできた言葉で、 玄は深い悟りの境地=仏教、関は関所 という意味です。

その意味の通り、 元々は寺院の入り口を玄関と呼んでいました。 明治時代以降さまざまな建物に寺院の玄関に似た形の入り口が作られるようになり、 仏教の道だけでなく単純に外と内を出入りする場所の呼び名として「玄関」が定着した そうです。

【超】

超は仏教で限界を超えた無限の世界を会得した、完全な悟り を意味します。また、「すべての人間に通じる」という意味もあるそうです。

仏教由来のことわざ

【三人寄れば文殊の知恵】

「三人寄れば文殊の知恵」の文殊とは仏教の知恵を司る菩薩 のことですので、このことわざは 「複数人の知恵は文殊の知恵に匹敵する」 という意味となります。そこから転じて、1人では難しくても三人が集まれば素晴らしい考えが思い浮かぶ、という意味で使われるようになりました。

【仏の顔も三度】

どんな人でも不快に思うことを何度もされれば怒る、相手に失礼な言動はするべきではないという意味で使われる「仏の顔も三度」は、 「仏の顔も三度撫ずれば腹立つ」 の略からできたことわざです。

【三日坊主】

僧侶になると決めて仏門に入ったのに厳しい戒律や修行に心が折れて3日で止めてしまう 、という話から転じて、新しくはじめても3日で止めてしまうこと、または止めてしまう人のことを表すようになりました。

仏教由来の擬音語(オノマトペ)

【がたぴし】

がたぴしは建て付けが悪い扉や窓などに使われる擬音語ですが、仏教の 「我他彼此」 が由来とされています(ただの擬音語という説もあります)。

仏教では、我(自分)と他(他人)、彼(彼岸:悟りの世界)と此(此岸:現世)の相対した関係が対立して、うまくいかない様子を表しているそうです。 これと似た擬音語として「がたがた」も挙げられますが、こちらも仏教の「我他我他」という言葉が当てはまります。

【ごたごた】

秩序がなく揉め事がおきている状態を「ごたごたしている」と言いますが、これも仏教由来の擬音語です。鎌倉時代に、 禅宗の僧侶である兀庵(ごったん) が理屈っぽく訳の分からないことを言うため、面倒でややこしい状況を「ごったんごったん」というようになり、それが「ごたごた」という擬音語になったそうです。

まとめ

大学卒業後、広告業界で20年にわたりキャリアを築く。スタートアップの広告代理店立ち上げに参画し、代表取締役を務めた経験も持つ。 2020年、これまでの経験と異なる領域へ挑戦する「キャリアの逆張り」として株式会社鎌倉新書に入社。相続関連の新規事業立ち上げを1年間担当した後、2年間葬祭事業部に従事。その後、事業横断型の営業推進組織の責任者として、広告商品の新規開発や終活領域のデジタル広告運用支援を2年間リードした。 2024年より現職。事業部長として2回目の就任。社内のデータ分析と全国の葬儀社との対話から得られるリアルな現場の声を掛け合わせ、業界が抱える課題の解決に挑んでいる。 主なメディア出演やコメント掲載として、フジテレビ「めざまし8」、テレビ東京「LIFE IS MONEY~世の中お金で見てみよう~」、日本経済新聞がある。

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