食器に使える接着剤 タイトボンド応用4例
食器に使える接着剤 タイトボンド応用4例

食器に使える接着剤 タイトボンド応用4例

食器に使える接着剤をお探しですか?記事では日本の食品衛生法か米国食品医薬品局(FDA)認証に適合する接着剤7種の特徴を比較し、タイトボンド3を特集しています。余りを使ってできるDIYアイデア3例も併せてご紹介。安全な接着剤で食器の修理をはじめDIYの楽しみの幅を広げてください。

たいへんわかりやすい、丁寧な解説ほんとうにありがとうございます。 ここまで念入りに調査される情熱と根気に感銘を受けています。 タイトボンドⅢ、優秀な接着剤のようですが、長期的な使用に関してのご意見はおありでしょうか? 写真掲載の食器など、現在までどのくらい時間経過観察されていらっしゃいますか。 タイトボンドを使った作品をギフトに差し上げて、しばらくしたら壊れてしまった、などの事態がないか少し懸念しております、 見ず知らずのものがいきなりコメント差し上げて恐縮ですが、 よろしくお願いいたします。

デフラグライフ より:

読み込んでいただき、ありがとうございます。とても良い目的をお持ちのようで、なおさら慎重に考えていることと思います。 ご相談の件は、まず 安全・簡単格安DIY 現代的”金継ぎ”食器修理のやり方 でギフトを作ろうとしており、そこで示した白や黒の筆者の金継ぎ作品の現在の様子を知りたいものとして、回答します。 まず長期使用に関して、私は2020年5月の初稿以来2年以上に渡り熱いコーヒー専用で食洗機を併用し経過を観察していますが、使用に支障のある変化は生じていません。 表面の金色は、コーヒーのステインによる影響もあるのかも知れませんが、最初より少しくすんで来たように思います。 経年でわずかずつ変わるので、昔の写真や新しい作品と比較した時気づきます。 つまり出来栄えや耐久性に工業製品ほどの結果は期待できないので、ギフトになさる場合は、これがあくまであなたの手になるDIYの作品であり、もしかしたら将来至らぬ部分の生じる可能性があるかも知れないことを、先方にお伝えする必要があると思います。 でも、手作りの贈り物を考えるとき、この方法で作品を作って送ってみたいという目的は、きっと長期的にも良い結果につながるというのが、私の意見です。 劣化については、公式に賞味期限2年が明示されていますが、これは2年で接着強度がなくなるのではなく、徐々に乾燥が進んで使いにくくなるものの製品が期限切れしたり使用不能になるものでは無いと公式Q&Aで明示されています。 2年という数字の理解のために、例えば伝統金継ぎにも用いられる生漆の賞味期限は、6ヶ月です。おなじみ木工ボンドやセメダインは1~2年と、それぞれ公式が回答しています。 強度については分析記事でも扱いましたが、この接着剤は4000psi、加熱時でも800psiの接着強度があることが公式に明示されています。 この数値の理解のために、例えば伝統金継ぎにも用いられる漆の接着強度は、論文の例を引けば最適湿度の最高性能で6MPa、換算すると870psiの強度です。 そしてどれも、毎日の日常利用で超長期の使用にどう耐えたかは定量的な試験結果の公表がありません。誰も高価な伝統金継ぎを食洗機に入れたりせず、しまい込むからです。 各接着剤会社もそれぞれの使用例が多岐に渡りすぎて、具体的に長期試験した例は示されていません。 しかしタイトボンドは、ANSI Type1という屋外耐水認証を取得している点を比較記事で扱いました。 これは、約15センチ角の白樺平板を3層に貼り合わせたテストピースを、4時間水中で煮沸したのち、60度のオーブンで20時間焼き、その後さらに再び4時間煮沸した後、即座に流水で急冷し、テストピースをせん断破壊(シア破壊。横ずれ方向の破壊で、ほとんどの接着剤にとって最も弱点となる破壊性状)試験して規格に定めた強度に耐えられるかを試験し、合格したものです。 この劣悪な試験環境は、毎日のコーヒーや食洗機といった使用をテストすることに通ずるものがあります。 DIYとなると定量的な試験が何も無いので、工業製品のようにはいかないかも知れないと、私はあなたに、あなたも贈る相手にお伝えしなければなりません。 ただその方法に可能な限り公的な根拠のある情報と比較に基づいた性能があるならば、あなたの大切に考える贈り物に求める資質に足るか少なくとも、力になれるのではないかと思います。

両親が高齢になり、お気に入りの食器なのに微妙に欠けたものがいくつかできてしまいました。 参考にさせて頂き補修にチャレンジしてみたいと思います。感謝です。 デフラグライフ より:

欠けた食器をお持ちの場合、電気スタンドなどに透かしてヒビが入っていないか確認してみてください。 無ければ、その欠けが3mm以下程度と小さければ 安全・簡単格安DIY 現代的”金継ぎ”食器修理のやり方 を、 大きければ 欠けた食器のパテ補修 食品安全性素材でバラバラ食器も再生 を、それぞれご利用ください。 ヒビがあれば、ヒビにもゴールドライナーを塗布すると良いです。SaToさんのチャレンジが成功しますように

デフラグライフ より:

陶器のヒビ補修については、金継ぎ記事中で「よしえ」さんへのコメント回答として記載していますので参考にしてみてください。 またヒビ補修の実例としては、パテ記事の後半部に読者の作例として「ナカムラヒトミ」さんや「agari」さんが、実際にヒビ補修したと思われる写真を掲載しているので、見てみてください。補修ラインが途中で止まっている箇所が、ヒビの貫入を上からゴールドライナーのみ実施した部分と思われます。 ヒビ補修の場合、浸透の期待できないボンドは諦めて、ライナーのみにとどめるのが成功例豊富で確実です。ただしライナーは金と黒の二色しかありません。 各色ペイント系なら他の色も選べますが、筆でヒビなみに細く描くのは至難です。 他の色で継いだ経験は私にはありませんが、主流は銀・赤・青です。検索するといくつか作例を見ることができるので雰囲気の参考になるかもしれません。 私には状況を推測するしかできませんが、じぶんの所持品でない場合は、当の本人にこのサイトの金継ぎ記事を見せるなどして、やるかどうか強く勧めず本人にじっくり決めてもらったほうが良さそうに思えます。 あくまでDIYなので、失敗する確率はあります。ですから本人が自分の意志と手で実施することが重要です。どちらかが欠けていると、失敗や手作りならではの完成度に対して失望させてしまうことも考えられます。 こんな方法や実例もあるよと教えてあげて、その先はそっと見守ってあげられるとよいですね。

分からないことがあればこちらへどうぞ! コメントをキャンセル カテゴリー デフラグライフをフォローする 過去記事 タップできる目次
  1. タイトボンド3の食器への使用
    1. 食品安全性のある類似接着剤7種との比較
      1. ウルシとの比較
      1. 紙粘土作品の耐水加工として
      2. 防水コーティングの代用として
      3. にかわやパテの代用として
      4. レジンの代用として