ハッブル宇宙望遠鏡があと数年で終わるかもしれない
1990年の打ち上げ以来、ハッブル宇宙望遠鏡は、無数の銀河、星の誕生と死、はるか過去の宇宙の姿を私たちに届けてくれました。教科書やニュースで目にしてきた象徴的な宇宙画像の多くは、ハッブルが撮影したものです。しかし、そのハッブルの輝かしい働きがもうすぐ終わってしまうかもしれません。早ければ、2029年に燃え尽きる可能性が出てきました。延命を繰り返してきたけれど…ハッブル宇宙望遠鏡は、1990年に打
One note from the STScI town hall at #AAS247 today: the median reentry date for Hubble, based on current modeling, is 2033; a — Jeff Foust (@jeff_foust) January 7, 2026
そのため、ハッブル宇宙望遠鏡は2033年に地球大気圏へ再突入する可能性があると科学者チームは考えています。
いや、約10%の確率で2029年に再突入するという、より厳しいシナリオも示されているんです。
ハッブルの功績は語り継がれる
宇宙の年齢や膨張速度の測定、ダークエネルギーの発見につながるデータ、ブラックホールの存在を裏付ける観測結果。そして1995年の「ハッブル・ディープ・フィールド」では、空のごく小さな領域から約3,000個もの銀河を捉え、「宇宙を過去に向かって覗く」ことを可能にしました。
次のハッブルは民間が作るかも
ハッブルが終わったらどうなるのでしょう? 宇宙望遠鏡といえば、ジェームズ・ウェッブを考えるかもしれませんが、このふたつは役割が異なり、新旧や上位互換の関係ではありません。
ハッブルが宇宙の今と全体像を見るなら、ウェッブは宇宙の最初期と隠れた部分を掘り下げる望遠鏡だと解釈できます。だから、ハッブルが終わったら、ハッブルに代わるものが必要になります。
そして、それは民間が作るかもしれません。
今週、元Google(グーグル)CEOの エリック・シュミット 氏が、新たな宇宙望遠鏡と地上観測施設に資金提供することを発表しました。その宇宙望遠鏡は「Lazuli(ラズリ)」と呼ばれ、ハッブルの現代版となる可能性があると報じられています。
打ち上げは、早ければ2028年後半が目標とされています。順調に進めば、ハッブルの終焉と入れ替わるように、新たな「宇宙を見る目」が誕生するかもしれません。
ハッブルが終わっても観察は止まらない
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