【版籍奉還とは】簡単にわかりやすく解説!!なぜ&誰が作った?目的・大政奉還との違い
【版籍奉還とは】簡単にわかりやすく解説!!なぜ&誰が作った?目的・大政奉還との違い

【版籍奉還とは】簡単にわかりやすく解説!!なぜ&誰が作った?目的・大政奉還との違い

日本の重要な転換期である明治時代。 そんな明治時代の初期、明治維新の時期に出された版籍奉還は、時代の転換期だからこそ、大政奉還や廃藩置県などと知識が混ざってしまう用語です。 今回は、間違えやすい

皆さんも、一度は学校の教科書などで大政奉還の絵を見たことがあるかもしれません。 「大きな屋敷に一人だけで座っているのが徳川慶喜」「手前側にたくさんのえらい武士たち」。 大政奉還は徳川家康以来、ずっと続いてきた江戸幕府がなくなる瞬間でもありました。 今回は大政奉還の全容、そして徳川慶喜のその後.

②地方分権ではなぜいけないのか?2つの理由

第一に、税収が少なくなっていたからです。当時全国には 3000 万石の石高がありました。しかし、藩主が治めている状態では藩が民衆から税を徴収していました。

そのため、政府が徴収できる税は、 800 万石。税収を増大させるためにも中央集権化を進める必要があったのです。

第二に、軍事権を政府が握れなかったことです。各藩の軍事権は藩主が握っていました。これでは、日本軍として統一された組織を作ることは難しかったのです。

版籍奉還の目的

政府は、江戸時代末期に結んだ不平等条約の改正を考えており、外国に認めてもらうためにも、外国に対抗するためにも中央集権、富国強兵をスローガンとして掲げていました。

【富国強兵とは】簡単にわかりやすく解説!!政策の意味・理由など

明治時代になって日本史も覚えることがぐっと多くなります。 明治から大正になる時代の移り変わりが激しくなり、海外とのやりとりや国交も増えてくるため諸外国の動きも含めて理解することが大事です。 どうしてそのような流れになったのか、結果どうなったかという前後の流れも覚えておくと理解がより深まります。.

完全な中央集権を目指して明治政府は廃藩置県を実施することを決定していました。

【廃藩置県とは】簡単にわかりやすく解説!!目的・実効までの流れ・影響など

今の日本は都道府県というものがありますが、都道府県が置かれたのは明治時代のことでその前は藩が点々と存在している状態でした。 一体なんで都道府県ができたのでしょうか? 今回は都道府県が誕生する『廃藩置県』について、簡単にわかりやすく解説していきます。 廃藩置県とは (廃藩置県 出典:Wikip.

版籍奉還の内容・発案者

版籍奉還の内容は、説明してきた通り、藩主の治めている土地と人民を天皇に返すことです。では、藩主は何もすることがなくなるのかというと、そうではなく、知藩事という名前に変わります。

版籍奉還の発案・実施を決めたのは『大久保利通』『木戸孝允』の 2 名です。大久保利通は薩摩藩、木戸孝允は長州藩の人間です。

そして、他の藩が版籍奉還に従いやすいように、まずは薩摩藩、長州藩、土佐藩、肥前藩の4つの藩が版籍奉還に従います。

fa-arrow-circle-right 受験では最初の 4 つの藩の頭文字を取って『さっちょうとさひ』と言って音で覚えるケースが多いです。何度も繰り返し読んで覚えてしまいましょう。 【戊辰戦争とは】簡単にわかりやすく解説!!きっかけや経過・結果・影響など

今から150年前の1868年、京都周辺は緊張状態にありました。 王政復古の大号令やその後の小御所会議の決定に納得がいかない旧幕府の軍勢が京都に迫りつつありました。 迎え撃つは薩摩・長州を主力とした新政府軍。まさに、戊辰戦争最初の戦いである鳥羽伏見の戦いが行われようとしていたのです。 今回は、.

版籍奉還の結果

版籍奉還の後、実質何も変わらない状態になり、中央集権は完成したとは言えない状態でした。そのため、次の段階として版籍奉還の 2 年後に廃藩置県を実施します。

廃藩置県では、藩が廃止されて新たに府と県が置かれました。新しくできたのは、 3 府 302 県で、元藩主を府知事・県令たちに変えて、政府から知事が派遣される形となりました。

知藩事たちからの反対も強かったですが、知藩事たちに納得してもらうべく新たに華族という貴族の身分を用意していたことで反対の数を減少させることになりました。

【華族令とは】簡単にわかりやすく解説!!なぜ制定された?目的や廃止など

1871年、政府は四民平等を発表して日本人は全て平民ということになりました。 しかし、これまで身分のトップにいた武士たちはこの発表に反対します。 そこで政府は平民の他に士族と華族という身分を作りました。 今回は四民平等が出来た時に新しくできた身分華族令と華族について、簡単にわかりやすく解説し.

まとめ

・版籍奉還は、1869年に大久保利通、木戸孝義の2名により発案された。

・版籍奉還は、藩主が知藩事と名称が変更になった。

・版籍奉還は、藩の土地と人民を天皇に返上する。

・版籍奉還の2年後に廃藩置県が実施されて中央集権が完成する。

【大西洋三角貿易とは】わかりやすく解説!!背景や内容・特徴・影響など 【大航海時代とは】わかりやすく解説!!目的や歴史的意義・日本への影響など 【南蛮貿易とは】簡単にわかりやすく解説!!輸入品&輸出品は?目的や影響など 【近江屋事件とは】わかりやすく解説!!事件が起きる前や経過・影響・犯人など 【打ちこわし・百姓一揆・米騒動の違い】簡単にわかりやすく解説! 【囲い米の制とは】わかりやすく解説!!意味・目的は?効果(影響)・その後など 【大政翼賛会とは】簡単にわかりやすく解説!!生まれた背景や目的・崩壊まで 【サラエボ事件とは】簡単にわかりやすく解説!!事件の原因や内容・その後の影響など 【日英通商航海条約とは】簡単にわかりやすく解説!!なぜ結ばれた?内容や背景など 【歴代内閣総理大臣(首相)の覚え方】絶対覚えられる!!歌・語呂合わせを紹介! 【日宋貿易とは】簡単にわかりやすく解説!!貿易理由や輸入品・輸出品・影響など 【伝馬役と助郷役の違い】わかりやすく解説!!それぞれの意味や特徴について
  • 【血盟団事件とは】わかりやすく解説!!なぜ団琢磨は暗殺された?原因や流れなど
  • 【廃藩置県・版籍奉還・大政奉還の違い】簡単にわかりやすく解説します!
プライバシーポリシー
  • 💡プライバシーポリシー
  • 📚日本史用語の理解を深めよう!

日本史事典.com All Rights Reserved.